氷川きよしファンのねむたい目です。
他にT.M.Revolutionも好きです。BUMP OF CHICKENも好きです。
とまあ好きなアーティストはたくさんいるのです。
みんなそうですよね。
最近氷川くんがですね、いろいろと話題に上がっているので以前コンサートに行ったときのことを書きます。
2017年の明石市民会館、2018年の東リいたみホールに行きました。
箱根八里の半次郎のときからのファンでして。

ビジュアル…顔が好きだったもんで。
で、明石市民会館の方では『限界突破×サバイバー』を聞くことができました。
ドラゴンボールの主題歌になってたやつです。
コンサートに行った目的は、ファンだということが一番の理由なんですが、『限界突破×サバイバー』を生で聞きたかったのもあります。
正直演歌よりもロックとかポップスとかの方が好きなんです。
演歌も親の影響で小さいころからよく聞いていたのでなじみはありました。
だから演歌主体のコンサートでも退屈はしなかったです。
でもやっぱり演歌歌手のコンサートなので、『限界突破×サバイバー』のような曲は向いてないなと思いました。
盛り上がり方がなんかズレてる

わたしの座席は2階の真ん中くらいでした。
だから1階のファンの人とか2階のわたしよりも前の席に座っている人の動きがよく見えます。
明石市民会館は、座席数1268席と広くないのでステージもそんなに遠く感じません。
そして聞きたかった『限界突破×サバイバー』が始まりました。
…
……
………
いや、曲の盛り上がり方に正解なんてないし、好きに曲にのって楽しめばいいんだけど…音と体の動きが合ってない…ね。
どう見てもノリきれてない…ね。
普段ロック系や流行ってる曲とかアップテンポな曲を聞いている人が『限界突破×サバイバー』を聞いたら、「ライブではこんな感じで客席はコール&レスポンスするんだろうな」という想像がつくと思います。
サビ後~Bメロまでの間なら右手を突き上げながら「オイッ!オイッ!」みたいな。
でもわたしが見た光景は違った…
限界突破×サバイバーのときもズンドコ節と同じノリ方でした。
♪ズンズンズンズンドコ~という部分の振りの、テンポをゆっくりしたような横に揺れる感じ。
会場に一体感のないノリ方…
おばさま方、完全についていけてない!
曲を楽しもう!
氷川くんを盛り上げよう!
というファンの想いは伝わるんですが、なんか…なんとも言えない気持ちになりました…
2017年の10月の話なんで、Youtubeの映像のときはどうかわかりません。
Youtubeのときは2018年12月なんで、ファンの人も聞き慣れて、もっと曲と一体になって楽しめているかもしれませんね。
ほとんど氷川くんしか映らないので、実際客席がどうなってるかはわかりません。
わたしは曲を聞いたとき、コンサートではみんな右手を突き上げながら「オイッ!オイッ!」ってやってるもんだと思っていました。
初めて氷川くんのコンサート行くけど、この曲ならわたしのテリトリー!思いっきり声出すぞ!と。
でもいざコンサートで『限界突破×サバイバー』が始まっても、想像していたノリ方をする人は誰もおらず。
ひとりで右手を突き上げながら「オイッ!オイッ!フッフー!」をやるのは恥ずかしくてできませんでした。
キンブレの色を変えながらおとなしく小さく振ってました。
アニサマだったらできたかも。
単独コンサートは演歌を聞きに来る

演歌歌手・氷川きよしだからですね。
氷川くんのファン層は周知の通り年齢層高めです。
今32歳のわたしでさえかなり若い部類に入ります。
コンサート会場で周りを見渡しても同じくらいの年齢の人はいませんでした。
1人くらいはいたかな?
演歌歌手本人の年齢が若くとも、演歌を聞く層は年齢高めです。
ファン層である方々の若い頃の流行歌のメインは演歌と歌謡曲。
年齢が高いから演歌なんじゃなくて、慣れ親しんだ曲調が演歌なだけです。
今みたいにテンポの速い曲が主流じゃありませんでした。
小室全盛期から流行歌のテンポが早くなった気がする。
それに演歌歌手としてコンサートを開催している以上は、演歌メイン。
セットリストもほぼ演歌でポップス系が2曲あればいい方です。
『限界突破×サバイバー』は氷川きよしの曲だから、コンサートで歌うのは当たり前だけどファン層からしては求められていない。
『限界突破×サバイバー』がというよりはテンポの速い曲がですね。
ゲゲゲの鬼太郎の主題歌は違和感なく受け入れられていました。
そのかわり、アニサマ(毎年夏にあるアニソンイベント)では『限界突破×サバイバー』すっごい評判良かったようです。
アニソン歌手としての氷川きよし
可能性はひしひしと感じられます。
わたしはガチのアニオタとかじゃないけどアニメは好きです。
セーラームーン、幽遊白書、るろうに剣心、ガンダムSEED、焼きたてジャパン、メジャー、カードキャプターさくら…挙げだしたらきりがない。
今期はスタミュとありふれた職業で世界最強の2つ見てます。
あとプリキュア。
氷川くんの武器は声量ですね。力強い声。張れる声。
だからドラゴンボールのようなバトル漫画には氷川くんの声が合うんですね。
シャウトに「おぉっ!」ってなる歌唱力はアニソン界でも貴重。
バトル漫画の主題歌には力強い声というのは不可欠です。
世界観が表現されないと萎える。
特にオープニングのような今から漫画・アニメの世界に引き込むようなタイミングは。
歌が上手い人なんてたくさんいるけど、歌が上手い+αがないと魅力がないです。
氷川くんのように力強い声+演歌歌手の歌詞の一言一句をきちんと伝える歌い方は、ドラゴンボールのようなドストレートな少年漫画には向いてますね。
過去に演歌歌手はアニソン(いなかっぺ大将とかおじゃる丸とか)歌ってるけど基本的にドストレートに歌ってる。
演歌歌手の特徴です。
逆にちょっとダークで中二病よりなんは絶対向いてない。
上手く歌えても向いてない。
声質の問題。
ダークな雰囲気を感じるアニメ作品の主題歌は、声に色気とか繊細さが必須。
正直バラード歌ってても氷川くんの声に色気は感じないのでしかたない。
それが向いている声もあれば向いていない声もある。
上手けりゃなんでもいいってもんじゃない。
けどバチっとハマったときはすごいです!
こんだけ言ったけど、アニソン歌手としての氷川くんの可能性をまだ感じ始めたばかり。
演歌歌手・氷川きよしのファン歴は長いけど、アニソン歌手としての姿を見てきた期間はまだまだ短いです。
違う作風のアニメ主題歌を歌ったら、イメージも変わるかもしれない。
つまり、カバー曲じゃない違う毛色の歌をもっと聞いてみたいってことです。
仮に演歌・ポップスと分けてライブしても今までのファンの方々への配慮は必要

氷川くんを支えてきたのは間違いなく今まで烈々に応援してくれたファンの方々。
仮に演歌・ポップスと分けてライブしてもガチのファンの方々は来られると思います。
気合いが違うから。
コンサート会場で見たガチファンはビシッと帯を締めて着ものを着、氷川きよしと書いてある丈が長めの法被を羽織っている方を何人も見ました。
ドレス着てる方も。
あと出待ち。
コンサート前にご飯食べてたときに隣の席から聞こえてくる声も、「前回どこそこのコンサート行って…わたしはあそこ…次はあそこ行く」とか確実に遠征組。
遠征してまで追っかけしてるくらいなのに、ポップスオンリーのライブになっても絶対参戦されると思います。
演歌がどうじゃなくて氷川くんだから。
配慮が必要だと思う面その①体力面
演歌のコンサートはみんなずっと座ってます。
体はめっちゃ楽。
曲も演歌なので気持ちもゆったりできる。
みんな歌を聞いてるんですね。
ロック系ポップス系は盛り上がってなんぼですからコール&レスポンスあります。
みんな基本的に最初から最後まで立ってます。
手を突き上げたり振ったりします。
いつもと違い過ぎて体力持つか心配。
配慮が必要だと思う面その②演歌のコンサートの常識
演歌のコンサートはずっと座ってるけどポップスは基本ずっと立ってます。
ここで考えられるのは前の人が立ったら前が見えないということ。
毎回座ってコンサートを楽しんでいた方からしたら、「え?なんで立つの?見えないから座ってよ」となる。
これ許したらなんも盛り上がれへんし新しいファンの開拓につながらない。
演歌じゃないから、ライブの感じはいつもとガラッと変わることを理解してもらわないといけない。
もし本当にポップスのライブをするならファンクラブからの応募はやらない方がいい
絶対ブーイングでるやつ。
だけどファンクラブからの応募で前列埋まったらいつもと変わり映えしない。
せっかく行ってみようと思ってチケットとっても、前列のノリに合わせないといけないと思ってしまったら…
またあのよくわからないテンポの振りになって、イマイチ盛り上がれない。
そもそも曲調が全然違うから聞く人も変わるよねって話です。
でもこれせんなんくらいならポップスのライブできんね。
あったら行ってみたいけど。
余談:最近の氷川きよしについて思うこと

誰もが感じているであろうビジュアルの変化。
なんか女子化してる。
眉は細くなり、アイラインを入れ、ツヤよりの肌につやつや唇。
短髪で太目眉毛の顔が一番かっこよくて好きだった身からすると…
なんとも言えません。
紅白で大トリしたときのビジュアルが一番好きだった。
ショック受けたりもしましたが慣れました。
どこかでT.M.Revolutionみたいって書いてあるのを見たときはえ?そうかな?と思ったけど、よく考えたらわからんでもない。
西川くんは最初からああだったからなんも思わんかったけど、氷川くんは20年目にして急になったから違和感があったんですよ。
前からいろんな噂はありましたからね。
そうなんかなと思った…くらいで…す。
そしてふと思ったのは石原さとみと同じだなということ。
石原さとみも昔は芋っぽさがあったけど、自分でメイクなり研究して、なりたい顔に選ばれるくらいきれいになりました。
そういう面では一緒だなと。
驚きはしたけど、もともとはポップスとかロックしたかったみたいだし。
アニサマのコメントからもやりたかったことの一つなんだろうなと思ったし。
もう慣れました。
長年のファンである32歳のわたしは受け入れられました。
だから『限界突破×サバイバー』以外のロックを歌う氷川くん見てみたいです。
T.M.Revolutionの曲で言うならDOUBLE-DEAL聞いてみたい。
戦国BASARA系の曲。
↓はCountZero。
おわり。