【ネタバレ】家政夫のナギサさん6~8巻【感想】

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エンタメ

家政夫のナギサさんは四ッ原フリコさん作の漫画です。

コミックシーモアオリジナル作品。

全8巻でしたが、ドラマ化を記念して続編の配信が決定しています。

  • 第1弾:配信中
  • 第2弾:配信中
  • 第3弾:配信中

ドラマは『私の家政夫ナギサさん』として、2020年4月より、TBS系火曜ドラマとして放送されます。
※2020年7月スタートになりました。

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家政夫のナギサさん6~8巻の前に1~5巻をおさらい

仕事が忙しくなり、帰りが深夜を過ぎることが続くメイ。

なのに家に帰るとナギサさんはまだいた。

メイを過保護のように過剰に心配するナギサさんに、”なんでそんなに心配なのか”、”過去に何があったのか”。

ナギサさんのことを知りたいと思うメイだった。

【登場人物】

  • 相原メイ(あいはらめい)職業:MR(製薬会社の営業)
  • 鴫野ナギサ(しぎのなぎさ)職業:ハウスキーパーえお育成・斡旋する会社の会社員
  • ユイ 職業:ナギサさんが勤める会社のパート メイの妹
  • メイの母
  • ナギサさんの母
  • 箸尾さん(はしお) ナギサさんがMRだった頃の会社の後輩

家政夫のナギサさん6~8巻ネタバレ

【注意!】ここからネタバレを含みます。

1~3巻はコミックシーモアで無料で読めます。
※無料期間は2020年9月9日0:00まで。

第6巻 痕

家政夫のナギサさん6巻
画像 家政夫のナギサさん6巻より

ナギサさんがMRになったのは、ナギサさんの母のためだった。

心疾患を患ったお母さんのために、自分に何かできることはないかと。

ーーーーー

病院の前。

メイは大事な書類を家に忘れてしまった。

今日病院の先生に渡すのに必要なのに。

家に戻る時間はない。誰かに持ってきてもらえたら…

ナギサさんの顔が頭に浮かぶメイ。

鍵を持っていて職場が近くて頼りになって、たぶん昼休み中。

メイはナギサさんに頼ることにした。

書類をナギサさんが届けてくれたおかげで助かったメイは、お礼に飲み物を買いに行く。

ナギサさんが病院の待合の椅子に座ってメイを待っていると、声が聞こえた。

「ちょっと忘れものよ!」

女性が横を通り過ぎる。

「箸尾さん!」

ナギサさんが振り返るとそこにいたのは…

メイが戻ってきて声をかけると、ナギサさんの顔は青ざめていた。

帰っていく”箸尾さん”の後姿を見るナギサさんに、メイはこう感じた。

『見つけたかもしれない。ナギサさんの傷になっているもの』

メイはすぐに病院の受付の人に、箸尾さんのことを聞いた。

ーーーーー

ピンポーンピンポーン。

ナギサさんの家にメイが来た。

「私がごはん作ります」

さんざんな料理を作ったメイに、急に来てどうしたのか?とナギサさんは聞いた。

「弱みを握ろうと思って」

「私ばっかり恥ずかしいとこばっか見せてる。最近変だったから逆襲するなら今かなって思いまして」

特に何もないと言うナギサさんにメイは言う。

”今日病院で見た女性”

”先日の手帳”

があやしいなっていうのが私の女の勘です。

おいしいごはんは作れないし片付けもできないけど、話を聞くことくらいならできます。

そう言ったメイにナギサさんは話し始めた。

ーーーーー

入院中の母のお見舞いに来たナギサさん。

気丈に振舞っているが、容体は日に日に悪くなっていく。

「こんなに来てくれなくても大丈夫なのよ?あんたも今の仕事(MR)忙しいんでしょ?」

休日にしかお見舞いに来られないくて、もどかしいくらいだった。

仕事中、ナギサさんが休憩していると、一人の女性が勢いよくナギサさんを訪ねてきた。

今年入社した箸尾さんだった。

未経験からMRに転職し、短期間で優秀な成績を出したナギサさんに憧れて…

第7巻 心の棘

家政夫のナギサさん7巻
画像 家政夫のナギサさん7巻より

ナギサさんになつく箸尾さん。

お弁当でアジフライを食べていると、「DHAを常に摂取しようとしている姿勢を真似しよう!」と言ったり、その様子をメモしたり。

箸尾さんはメモ魔で、やることリストや気づいたことを手帳によく書いていた。

ナギサさんがお母さんのお見舞いに行くと、お母さんに、

「何かいいことあった?表情が最近明るい」

そう言われたので後輩ができたと箸尾さんのことを話す。

「いい後輩ができてよかったわね」

お母さんに言われたことで、ナギサさんはこう思った。

『自分が与えているばかりだと思っていたけど、自分の方こそたくさんもらっていたのか』

「大事にしなさいね。あんたの会社大変って聞くから」

ーーーーー

「新薬リリース超絶きついです!」

箸尾さんは疲れた様子で声を出す。

ナギサさんは、いつもゼリー飲料を飲む彼女に「体壊しますよ」と声をかけた。

「私のでよければ弁当いりますか?資料も共有できるところがあれば回します」

そんなナギサさんに箸尾さんは、

「うれしい~。鴫野お母さん」

なんて言うもんだから、

「…孫の顔楽しみにしていますね」

とナギサさんに言われた。

「きつかったら言ってくださいね」

ナギサさんは箸尾さんにそう声をかけた。

そのときの箸尾さんは無理して笑っているような…言葉を飲み込んでいるような…そんな表情をしていた。

ーーーーー

『今思えばなんと無神経な言葉をかけていたのだろう』

『彼女はずと訴えていたのにー』

ーーーーー

仕事を終えたナギサさんの元に、お母さんが入院している病院から電話がかかってくる。

「お母様の容体が先ほど急変してー…」

忙しく仕事をしていたナギサさん。

MRになったのも、”母のためになるように”と決めた仕事だった。

なのに…

そばにいてあげることもできなかった…

支えるつもりが支えられてばかり。

自分のことよりいつもこちらの心配ばかりしていた母だった。

ナギサさんがお葬式などの準備をしていると、箸尾さんから電話がかかってきた。

お悔やみの言葉。

仕事でお通夜には出られないこと。

ナギサさんも、忙しい時期に休みを取ることになってしまって…と。

そのとき、葬儀屋からのキャッチが入る。

「後でまたかけ直しますね」

「あっ、大丈夫です。何も問題ないですから!」

「こちらのことは心配しないでください。皆に迷惑かけないように私ががんばらないと!」

電話の先の箸尾さんは、つらくて泣いてしまうのをこらえるような表情だった。

-----

責任感のある人が自分を追い詰める典型です。

と、ナギサさんはメイに言う。

気づける場所に確かにいたのに…

この時、メイは少しスマホの操作をした。

それでその後どうなったのか。

ナギサさんが忌引きから明けると、箸尾さんは交通事故を起こしていた。

標識に車をぶつけるくらいで幸い怪我はなかった。

本人が言うには”疲れていた”らしい。

「もうどうでもよくなってアクセルを踏んでしまったんです。このまま突っ込めば楽になれるのかなって」

「毎日もう限界ってところまで頑張ってる。でも明日もそれ以上がんばらないといけない。」

「いつまでそれが続くんだろう」

箸尾さんはナギサさんに言う。

みんな大変なのに、私だけが投げ出すわけにはいかない。

そんな思いで精一杯箸尾さんはがんばっていた。

「鴫野さんはいつも「大丈夫ですか」って聞いてくれて、わたしは「はい」って答えてきたけど…」

「…すみません。もう無理です」

「…たし、もう笑って答えられない…」

箸尾さんは泣きながら言い、ナギサさんの前から逃げるように走り去った。

その後すぐ、彼女は会社を辞めたー

後日、箸尾さんが同棲していた彼氏が心療内科に連れて行き、診断書をもらって。

メイは、ナギサさんが過剰にメイを心配する原因は、箸尾さんの件だとわかった。

この間の手帳は箸尾さんが落としていったもの。

ナギサさんがその手帳をずっと持っていたのは自分への戒めのため。

お母さんのこと、箸尾さんのこと。

二人の状態に気づかなかったこと。

家政夫を仕事にした今度こそは忘れないようにしようと…

話を聞いたメイは、ナギサさんに面倒見てもらって救われたと言うも、ナギサさんにはちゃんと伝わっていない。

自分の気持ちをいつも見せないナギサさんに、メイはある行動をとった。

「私仕事できるんで!」

メイはこの場に箸尾さんを呼んでいたのだった。

第8巻 ふたりのカタチ

家政夫のナギサさん8巻
画像 家政夫のナギサさん8巻より

「箸尾さんと二人で話した方がいいのかなって。私帰りますから…」

メイがそう提案すると、ナギサさんは、

「だめだ!」

そう言って引き留めた。

ナギサさんの頭をポンっとするメイ。

「一緒にいますから、お茶を入れてください。ナギサさん」

ナギサさんは箸尾さんに、当時助けてあげられなかったことを謝った。

すると謝罪するなら私の方だと箸尾さんは言う。

その言い合いが続き、メイは一人ずつ意見を言うように促した。

中立の立場で二人の話を聞いたメイは、ナギサさんの方がから回ってる気がすると思う。

だけど、

「そもそも会社がちゃんと人員を補充しろって話ですよ」

と言うメイに

「間違ってるのは会社とMRって職の過酷さですよ!!」

と同意する箸尾さん。

そしてメイは、

「2年前の責任を取り合って、今さら何か変わるんですか?」

「今お互い恨んでないならごめんなさいで終わりじゃないですか。不毛な話をしてもしょうがありません」

メイの言葉に”詭弁だ”と思うナギサさん。
※詭弁(きべん)=間違っているのに正しいと思わせること

そんなナギサさんをよそに、メイは箸尾さんに聞く。

「今、ご自身のことを幸せって言えますか?」

「はい!私、今幸せです!」

明るく嬉しそうな表情で、箸尾さんは元気よく言った。

それを聞いて気が緩むナギサさん。

「…貴女が、今、幸せならよかったです…」

「というわけでこの手帳はお返ししますね!」

メイは箸尾さんに手帳を返した。

パラパラと懐かしむように手帳をめくる箸尾さんは、微笑みながらナギサさんに尋ねた。

「鴫野さん、これ中身見たりしました?」

ナギサさんは手帳の中身を見たことはなかった。

彼女の苦しみが詰まったものようなものだと思っていたから。

そこで箸尾さんはある一文を指さす。

”孫の顔が見たいと言われる”

スマホの画面を見せながら、

「孫の潮くんです!」

ナギサさんは目を見開いた。

箸尾さんは会社を辞めてすぐ、お腹に子どもがいることがわかったのだ。

「これはもうへこんでる場合じゃないなって。子どものためにまずは自分を大事にしなきゃって」

「この子、今度保育園入れることになったんですよ。私もまた働けると思って今日は病院にいたんです」

箸尾さんが今日病院にいたのは、医療事務として働くため、契約書類を取りに来ただけだった。

心療内科への通院が続いていると思っていたナギサさん。

また会えてよかったと幸せそうに話す箸尾さんに、

『彼女は本当に幸せで』

と感じたナギサさんは、気が抜けて涙を流してしまった。

そんなナギサさんに寄り添うメイ。

二人の様子を見て、箸尾さんは、

「鴫野さんも幸せそうでよかった」

と言った。

ーーーーー

『ずっと「お母さん」になりたかった』

幸せの象徴

いつも笑顔で優しくて

あたたかさを周囲にくれる人

自分もいつかそんな風にと

けれど

私の周りの女性は強くて

こんなのとても適わない

ーーーーー

最初は家政”夫”に警戒心のあったメイも、今ではまるっきり。

「70Bには興味ないんでしょ?」

メイは相変わらず仕事至上主義で。

ーーーーー

ナギサさんはメイの妹・ユイの紹介で家政夫としてやってきた。

実は「家政夫として紹介してもらえませんか?」とナギサさんの方から言い出したのだった。

メイは、ゴミ屋敷のようになった部屋の写真を妹のユイに送っていた。

「最近どう?って連絡したらこれが」

とナギサさんに見せ、

「そのうち絶対どっか体壊すわあの人。MRってそんなに忙しい仕事なのかしら」

その話を聞いて家政夫の話をもちかけた。

『今度こそ誰かを助けられたらと』

でも結局助けられたのはナギサさんの方だった。

ナギサさんはメイに少し近づき、

「貴女に出会えてよかったです。メイさん」

驚くメイに続けて言う。

「最初は確かに興味がなかったですが、困ったことに最近意識してしまうようになって」

「?」

「70Bの話です」

「!?!?」

「あとこれは最近気が付いたことですが、親子ではなく、ただの男女間でも「お母さん」と呼ぶ関係はあったなと」

「それっ…」

買い物から帰るまでに、今言ったことの意味、考えてみてくださいとナギサさんはメイに言う。

「今日は何が食べたいですか?メイさん」

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家政夫のナギサさん6~8巻感想

筆者
筆者

ここで終わるなよぉぉぉぉぉぉ!!!

1~8巻はほぼ序盤じゃないっすかぁ!

続き…続きが見たい!

最後にキュンキュン、ニヤァ( *´艸`)ってしちゃったよ。

でもナギサさんよかったね。

メイと出会うことは必然だったんですよ。

心の引っかかりも取れて、気持ちが解放されたんだもの。

そりゃメイがいなかったらなかったもんねー。

メイが汚部屋の住人で、ユイが同じ会社にいて。

同じ夢をもともとは持っていて、同じ職業の経験もしていて。

漫画だからとかはなしですよ?

実際にこういう人いるかもしれない。

お互いがいるから、自然体で一緒に居られる関係になれるってことだよね。

ナギサさんがおじさんじゃなかったら、メイは甘えることもしてなかったかな。

もしメイの家に来た家政夫がイケメンの20代男子だったら…

……

いや無理だな。

絶対家事頼みたくない。

家に帰っても緊張してるなんてやだよ。

バリキャリのメイだからおじさん家政夫のナギサさんが安心するのかな。

箸尾さんの話にも考えさせられるものがあった。

【みんな大変な中、私だけが投げ出すわけにはいかない】

会社でみんなで働いているとそう思っちゃうときあるよね。

でも反対もあるんだよ。

【私ががんばっても、誰も助けてくれない】

チームワークがどうとかの話じゃなくて、最終的には自分が自分の責任を取らないといけない。

会社のために倒れるまで働いて、実際倒れて働けなくなったら。

退職してもう会社とは関係ないものになる。

そっから先はどう生活していくのか。

自分でなんとかしないといけない。

自分で自分の責任を取らないといけない。

会社が最後まで面倒見てくれるわけじゃない。

筆者
筆者

わたし車の運転してても似たようなこと思うんだよね。

後続車が飛ばしたそうにしてても、制限速度的に問題なかったら、わたしは飛ばさない。

だってもしそれでわたしがスピード違反で捕まっても、その後続車は責任取ってくれないもん。

「みんなが」って他人を思う気持ちも大事だけど、自分が壊れるまでとか、自分の意思を完全に無くさないといけないならもう逃げるまで。

自分の意思がない仕事って誰でもよくない?

楽しい、もっとがんばりたい!なら自分にしかできない仕事だと思う。

メイと箸尾さんの違いはここかなって思う。

初期の箸尾さんみたいだったら、箸尾さんにしかできない仕事。

辞める直前の箸尾さんみたいだったら、誰でもできる仕事。

向き不向きもあるし、ちょっと仕事の在り方について考えさせられたなって思った。

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