手持ちの服が急に似合わなくなったので、総入れ替えするつもりで服を買いました。
総額67,469円。
よく考えたらこれだけ服を一気に買ったのは初めてかもしれない。
そこで利用したのは9.5割通販です。
楽天ファッションでほぼ買いました。
(他の楽天市場のお店も一部利用)
近くにアウトレットモールもあるのに通販です。
なんでかって言うと、実店舗に見に行くと
- 疲れる
- 決められない
- じっくり考えられない
わたしの中でこの割合が大きくて、せっかく服を買いに行っても買わずに帰ってくることが多いんです。
そこで通販。
楽天ファッションだと、自分が探しているものの条件を絞って探せるので便利。
- 欲しいアイテム(パンツとかカットソーとか)に絞って、ブランド関係なく探せる
- 値段を指定して探せるので、1アイテムあたりに決めている予算内に収められる
- ブランドを絞って探せる
そして気になったものをとりあえず買い物かごに入れて置けば、後でじっくり考えられる。
実店舗だとブランドごとにお店が分かれているので、いったん置いておいて後で比べながら考えるということがしにくいです。
というかできない。
また歩き回らなきゃいけなくなるし。
でも通販最大のデメリットと言えば、やっぱり実物を見られないことですよね。
実物見てたら絶対買わなかったなっていうものは今までになかったですか?
今回いっぱい通販で買って、買って良かったと思うものもあれば、失敗したなと思うものもありました。
そこで、今回通販でたくさん服を買ったことを振り返って、次から失敗しないようにするために、
- 失敗した服
- 気づいたこと
をまとめておきたいと思います。
今回はちょこちょこ買い足しながらだったので、後でまとめて計算してみると、総額が67,469円使っていました。
服を買う!って決めて挑んだ通販ですが、思ったよりも使っていましたね…
そして失敗した服の総額は21,632円。

あっちゃ~…いや、でもこれを無駄にするわけにはいかない!失敗は成功のもと!ちゃんと振り返って学習するぞ。
通販で買って失敗したと思った服
もうテンションが『服を買うぞハイ』になってたので、冷静さを失っていた場面があったなと思います。
今まであんまり服を買う方ではなく、年に1万円くらいしか買っていませんでした。
服にも経験が必要ですね。
通販で失敗なく買うには普段から服をよく見て、こういう服のこういう部分が気になるという点を知っておかないといけなかったな。
失敗その①ウエストゴムのズボン
失敗したなと思ったポイントとしては、
- ゴムのギャザーが寄りすぎていて服の形がおかしくなってる
- サイズ感がわかりにくく、合わせて買ったつもりでも大きかった
難しいですね、ウエストゴムのズボン…

自分のウエストやヒップサイズを知っていたら、ウエストゴムじゃないズボンの方がお尻とかきれいに見えます。
わたしはお尻が気になるので、モデルさんが後ろ向いている姿とか必ず確認します。
どこか「う~ん」と思う部分があるものはやっぱり避けた方がよかった。
失敗その②厚手のコットン100%裏起毛プルオーバー
着心地とかは良いんだけど、洗濯したときに困った。
しわになったからアイロンかけたのに、生地が厚いためきれいにしわが取れない。
なんとか時間かけてアイロンかけたらマシにはなったけど…
きれいには取れなかったです。
失敗その③コットン100%のカットソー&シャツ
コットン100%はやっぱり着心地がいい。
でもやっぱり洗ったらしわしわになるからアイロン必須です。
アイロンがけが面倒だと思っているわたしには向いていなかった…わかってたのにな…
でも着心地はいいのでアイロンかけて着てます。
洗濯して乾いたら、すぐにかけるようにしました。
置いておいたらどんどん面倒になっちゃうので、面倒ごとはささっと片付ける!
失敗その④裏地のない薄手のズボン(明るい色)
夏のズボンもセールしてるし欲しいな~と思って買いました。
きれいなブラウンというかオレンジというか、そんな色です。
形もきれいで届いたときは「あっ、いいじゃん!」なんて浮かれてました。
そして手に持ったズボンを窓側の明るい方で眺めると…

す…透けてない…?
ズボンを挟んだあっち側が見える…
これ絶対パンツ見えるじゃん!
せめて太ももの半分あたりまで裏地つけて欲しかった…
白は裏地ありになってたけどわたしが買ったのは白じゃないからなかった。
白じゃないから透けないとは限らないですね。
たしかに履いてみた感じでは透けてないような気はするんだけども、外の日差しの下だとわかっちゃうんじゃないかな。
一回気になったらダメですね。
上に着るものでお尻隠せたら着れるかも。
失敗その⑤濃い色のコーデュロイ素材の服
細かいほこりとか毛が付いて目立ちます。
コロコロでほこり取る。
ミニコロコロもかばんに入れて。
買ったのは紺色のコーデュロイシャツとベージュのコーデュロイズボン。
シャツの方は生地のハリ感とか色はめっちゃ好みなんだけど、ほこりがつくから組み合わせられる服も限られてしまう。
ズボンの方もたぶんほこり付いてるかもしれない。
でも色が薄いから全然わからなくて気にせず履けました。
これ、シャツの方お店で実物見てたら絶対買わなかったな。
お店に並んでるものってすでにほこり付いてたり、毛玉があったり、ほつれてる部分があるものありあせんか?
買った濃い色のコーデュロイのシャツ、お店に並んでたら絶対ほこり付いてた。
失敗その⑥綿の黒Tシャツ
めっちゃ毛ついた。
ニットとか裏起毛みたいな起毛系の服の下に着たくて買ったんだけど、重ねて着たらめっちゃ毛ついた。
部屋着になりました。
これ以降は綿の黒Tシャツは買わず、白とかベージュ、チャコールグレーにしました。
通販で失敗して気づいたこと
- 薄いブラウンとかベージュなど、薄い色は写真と色味が違うこと多い
- いいブランドの服着てる自分に舞い上がってるだけだった
- 大事なのはブランド名じゃなくて生地の素材
濃い色の服はほとんど写真のままの色味でした。
イメージ通り。
でも薄い色は違った。
写真では明るいブラウンでかわいい色!これ欲しい!って想像を膨らませて買ったんだけど、届いてびっくり。

あれ?…地味じゃない…?
写真より薄いブラウン…というかベージュで、明るいブラウンとは全然違った。
着慣れたらそんなに気にならなくなったけど。
それから高いブランドの服。
もともと自分が服にお金かける方じゃなかったのもあるんだけど、楽天ファッションで高いと思ってたブランドの服が案外買える値段(50%OFFとか)なことに気づいて舞い上がってしまった。
服についてよくこんな意見聞きませんか?
- いい服の方が作りがいい
- 安い服より高い服の方がダメになりにくい
- 年齢を重ねたらある程度いい服着ないとダメ
みたいなこと。
基本的にユニクロばっかだったから、これを機に楽天ファッションで見つけたいいブランドの服を買うことにしました。
いいブランドの服を買ったっていっても割り引かれて3000円くらいまでの服です。
いつもなら元の値段が2000円までくらいのものしか買わなかったので、わたし的には大奮発しました。
もちろん着てて嬉しいし、着心地もいいです。
ただその服を洗濯したときに気づいてしまった。
結局しわになることに。
アイロンかけなあかん。
生地によるんだけども。
めんどくさい。
「あ~…そうか…高かろうが安かろうがしわになるものはしわになるよね…」
いいブランドを着ている自分に舞い上がってるだけだったと目が覚めた。
わたしにとって重要なのはブランド名じゃなくて”着やすさ”
洗濯含めて手入れをあまりしなくていい”着やすさ”
ブランド名より服の素材の方がわたしにとっては大事でした。
しわになること以外にも、ブランド名で買ったズボン。
届いた時点でしわしわだし透けてるし…
それに理想のズボン探して時間かけてめっちゃ検索しまくったのに、ユニクロにあったっていう…
いいブランドの服も買えない値段じゃないということはわかった。
それで買って着てみたからこそ、わたしにとって服は値段じゃないんだなと悟りました。
そもそもそんなにおしゃれして外に頻繁に出ることもないし、プチプラ服だろうと着る頻度少ないんですよね。
プチプラ服はすぐダメになるとかいうけど、プチプラでも何着か着回してるのでそう簡単にボロボロにはならなさそう。
これから通販で服を買うときに気をつけること
- 手持ちの服で着やすい服の素材を確認する
- ウエストゴムのズボンはできるだけ避ける
- 元値が高いものが買える値段になってるからって簡単に買わない
手持ちの服で着やすい服の素材を確認する
しわになるのを避けたいので綿100%はできるだけ買わないようにしたい。
綿100%の肌触りと着心地は本当に好きなんだけど、脱水の時間気にしたり、わざわざおしゃれ着洗いで洗ったりしてアイロンかけないといけないのはめんどくさい…
そこでふと部屋着にしているTシャツを思い出したんです。
着心地もそんなに悪くないし、1日おきに着て、毎回普通に洗濯機でガンガン洗ってるTシャツ。
もう何年前に買ったか覚えてないくらいの。
「なんでこのTシャツはしわにならないんだろう…?」
素材を確認すると綿+ポリエステル。
綿も入ってるけどポリエステルも入ってるからしわにならないのかも。
そういや下着しわにならないなと思って確認してみると綿+ポリウレタン。
綿とポリエステルとかの混合素材だと、着心地もよくしわになりにくいのか。
それに気づいたので服の素材はちゃんと確認してから買うことにします。
これは綿100%に限らずコーデュロイの色しかり。
ウエストゴムのズボンはできるだけ避ける
着たときのシルエットを気にするなら、ウエストゴムこそちゃんと試着してからじゃないと買わない方がいいですね。
わたしは気にしちゃうので、ウエストゴムのズボンを買って、失敗した…と思いました。
特に腰~お尻のシルエット。
なんかどうしても野暮ったくなるというか。
トップスをウエストインしたら腰回りがどうしてもかっこ悪い。
試着して買ったウエストゴムのズボンだと、そんな風に思ったことはないんですよね。
シルエットが変だったら買わないし。
どうしてもウエストゴムだとギュッと生地が寄る。
それがどれだけシルエットに響いているかをちゃんと確認できないから、ウエストゴムのズボンは避けようと思いました。

ウエストゴムの当たりはずれはけっこうあるんだな。
元値が高いものが買える値段になってるからって簡単に買わない
70%OFFとかで3000円くらいになってるお高いブランドの服。
3000円なら買える!と思った瞬間そればかり見て、「やっぱいい服がいいよね」なんて思って買いました。
服のデザインや着た感じはとても気に入ったんですけど、洗濯してしわになったのでアイロンしたんですが…
しわが取れん。
生地が分厚くてしわが取れん。
この瞬間にめっちゃ萎えて、新しく1800円の同じ感じの服を買いました。
プチプラブランドの服。
ぶっちゃけこっちの方が着やすい。
生地の感じも好き。
しわにならない素材。
元値がいいからといって、高いブランドがプチプラよりもすべて優れているわけじゃない。
縫製が~、シルエットが~なんて意見はよく聞くけどそんなもんは関係ない。
『わたしが』着やすくて扱いやすいのがいい服。
素材とかを確認したうえで、気に入った服がいいブランドの服なら買いだと思います。
値段やブランド名を第一候補にするのはもったいないですね。
通販で服を買ったからこその発見
- coen(コーエン)がめっちゃ気に入った
- 知らないブランドの服が気に入る、似合うことがある
- ブランド服のお店は実店舗では立ち寄りづらいが、ネットで見れることに気づく
- ネットだと吟味しながら、予算考えながら買える
- モデルさんの着用姿は大事
coen(コーエン)がめっちゃ気に入った
わたしは身長168cmの肩ガンダム骨格ナチュラルという体形。
coenは服のテイストが骨格ナチュラルに似合うタイプのものが多い。
これはめっちゃいいブランド見つけた!
(ユナイテッドアローズ系列のブランド)
値段も買いやすい!
全然知らなかったところから、思いもよらない出会いがあってよかったです。
通販で探してなかったら絶対知らなかった。
知ってるお店だけに絞って服を探す方が、時間もお金もかからないかもしれない。
だけどこういった発見があったから通販もいいなと思いました。

今ではクローゼットの中がほぼcoenになりました。
ブランド服のお店は実店舗では立ち寄りづらいが、ネットだと見れることに気づく
基本的にプチプラ服しか買ってこなかったこともあり、ちょっとお高めのブランドに立ち寄るには勇気がいりました。
お呼びでない感がして。
買えないし。
って今まで思ってました。
でもネットだと気軽に見れるんですよね。
そう、ネットで見るだけなのにわざわざ避ける必要もなかった。
誰がいるわけでも目の前に服があるわけでもないのに。
そしたら意外と買える値段の服もあって、一度着てみたいと思ってたブランドの服が着れました。
ネットだと吟味しながら、予算考えながら買える
わたしは通販で買うときに、
- 気になるものはとりあえずカートに入れる
- 手持ちの服でファッションショーをする
ということをします。
値段を気にせずまずはカートに入れて、何日か考える。
その何日かの間に売り切れてしまったら、まぁ仕方ない。
即決しないのは本当に必要かどうか吟味できていないからなので。
売り切れてしまったものは、どうしても必要だったわけじゃないかもしれないし。
ネットで買うことのいいところって、こうしていろんなお店の服をまとめて比べられるところですよね。
お店に服を見に行くこともあるんですが、お店には”これを買う!”と具体的に決めて行かないと吟味できません。
Tシャツを買うとして、こんなTシャツが欲しいと決めていかないと。
この前ぼや~っと「こんなTシャツ欲しいな~」ってなんとなく探しに行って、一つのTシャツを見ている間に何度も店員さんに話しかけられてしまった。
傍から見たらじーっとTシャツを見ている変な人っぽく見えてたかも。
そのときのわたしの頭の中は、
- 白が欲しいけどもうちょっとアイボリーっぽい方がいいな
- 生地がもう少し分厚い方が
- これはドロップショルダー気味かな
- ステッチが目立つ方がいいかな
- しわになりにくいかな
- 似合うかな
- 手持ちのシャツの下に着ても変じゃないかな
- あのズボンとは合うかな
とかTシャツ一つで考えを巡らせてたんだけども。

じっくり考える余裕が欲しい…
と思ってそのときは買わずに帰りました。
それからファッションショーをすると、手持ちの服に足したい服や、アップデートしたい服がわかります。
とくに今はオーバーサイズが流行っているので、5年以上前に買った服だとスリムで『なんか合わない』といった感じになります。
わたしが特に感じたのはパーカーで、Tシャツの上に羽織るとなんかおかしいんですよ。
Tシャツはオーバーサイズなのに、パーカーはスリム。
だからTシャツの袖の部分がゴワッとするし真ん中もむちゃっとする。
だから羽織ものは買い直しました。
こんな感じで頭の中では『あの服とこれを合わせればOKかな』と思っていても、実際着てみたら合わないから買い直そうってなることも。
持っている服と合うかどうかじっくり考えられるのもネットで買うことの利点です。
そして予算。
楽天ファッション使ってるんですが、アイテムごとに予算で検索できるのは本当にありがたい機能。
これを使ったからこそ気になっているブランド服も着ることができると知りました。
予算内で好きな服見つけられると嬉しい。
モデルさんの着用姿は大事
けっこうモデルさんの着用姿のままのシルエットですね。
足のラインとかゆとりとか。
多少体形に差はあっても大きくは変わらない。
モデルさんの身長とか書いてたりするので、それを参考にすると丈感はそこそこいい感じでした。
これは特にズボンで感じました。
背が高いモデルさんだと足首のところがちょんちょんだったり。
トップスもお尻が隠れるのかどうかとか。
モデルさんの着用姿が載ってると本当助かります。
通販で服を買って失敗した数は多いけど今後も通販で買いたいと思います
服はたしかにお店で実物を見て、試着した方が失敗は少ないかもしれません。
だけど20代のときほどなんでも似合うわけじゃなくなったので、じっくり考えてから買いたい。
となると実際に服を見に行ったときに、
服を見て回るのに疲れて結局買わない
ということが増えました。
見に行くのも楽しいっちゃ楽しいんですけど、本気で探しに行くとほんとに疲れる…

なんだか時間を無駄にした気分になっちゃうんだよね
だからまずは通販サイトで服を探して、ズボンとかどうしてもサイズ感やシルエットが気になるものは、実店舗や近くの服屋で試着して買う。
今回初めてってくらい服を爆買いして、1/3は失敗して散財に散財を重ね…
結局たどり着いた結論は、
coenの服がわたしの中でしっくりくる
ということでした。
そしてなにより、
- 持ってる服で好きな服
- 着心地がよくてずっと着てる服
は、必ずチェックしてから新しい服を買うようにすること。
好きな素材とかブランドとかって知らない間にヘビロテしてませんか?
何もないところから新しい服を買うのって結構大変で、どこで・どんな形で・どんな色で・どんな素材でって考えるから、新しい服が欲しいのに決められない。
好きなテイストや生地ってもうすでに持ってたりするのに。
同じような服ならそれを新しく買い替えたらいいのに。
なんかそれは置いといて似合わない・好きなじゃない服増やしたり。
今までずっとそんな感じで服買ってきたなぁ…
あと、通販だから散財してしまったってのは大きいかも。
買った感がない。
服はお金と交換じゃなくて引き落としで後日届くから。
これは一番注意しないといけないことだわ。
今回通販を利用して得たことはたくさんあったので、これを備忘録として、これからもダサくならないように通販とお店を上手に利用していきます。
終わり。