ミネラルファンデーションが他のファンデーションと大きく違うところは、
クレンジング不要
という点です。

でもファンデーションだけクレンジング不要でも、化粧下地やポイントメイクがクレンジングがないと落ちないものだったら…

『クレンジング不要』っていう便利なところがなくなっちゃうよ
せっかくミネラルファンデーションを使ってメイクするなら、ファンデーション以外のメイク用品もクレンジング不要のものを選びたい。
でも一つ問題があります…それは…
全部ミネラルファンデーションのブランドのものでそろえると高い!
全部同ブランド同メーカーにしたい気持ちはあります。
ですが、高いんですよね…。

そんだけの財力は持っておりません…残念ながら…
でもミネラルファンデは使いたい。
なのでミネラルファンデーション以外で、いかにコストを抑えたメイクをするかが大事になります。
ミネラルファンデーション歴が約10年になります、わたしのメイク用品の選び方を紹介します!
洗顔だけでちゃんとメイクも落ちますよ。
クレンジング不要の化粧品を使う!
クレンジング不要というからには、ファンデーション以外もクレンジング不要のものを選ぶ必要があります。
- 流行っているから買う
- パッケージが可愛いから買う
- 安いから買う
などの衝動買いは絶対に避けなければいけません。
きちんとパッケージの裏を見たりして、クレンジングが必要か不要かを確認してから購入しましょう。
化粧下地
ミネラルファンデーションは基本的に化粧下地がなくても使えます。直接ミネラルファンデーションを肌にのせてOK。
それでも
- 日焼けが気になる
- 化粧持ちが気になる
と思うことはないですか?そんなときに選べる選択肢は2つです。
- ミネラルファンデーションを出しているブランドの下地を買う
- クレンジング不要と書いてあるどこでも売ってる下地を買う
で、2択あったらどっちがいいの?って思いますよね。
わたしの意見は①です。

全然コスト押さえられてないよ!
って思いましたか?わたしもそう思います。
ミネラルの化粧下地は約3000円~です。
これが安いか高いかは別として、なんで②のクレンジング不要と書いてあるどこでも売ってる下地の方をおすすめしないのか。
それは当たり外れがあるから。
【注意点】
石鹸で落とせますって書いてあるのに、普通に洗っても全然落ちないものがある。もちろんちゃんと落ちるものもあります。
何が違うかと言うと、シリコンが入っているかいないか。
シリコン自体は安全性が高い成分なので、害はそんなにありません。
ですが、シリコンは撥水性(水をはじく性質)の高い成分なので、商品への配合量によっては石鹸ではきれいに落としきれない。
『ジメチコン』などシリコンの成分名はわかっても、配合量まではわからないので当たり外れがあると言わざるを得ないんです。
その点ミネラルファンデーションを出しているところのものなら、シリコン不使用なので石鹸でも落とせます。

化粧下地を使うのであれば、ミネラルファンデーションと同じメーカーのものをおすすめします。
ファンデーション

ミネラルファンデーション1択ですね。下地使わなくてもいいし。
ここで注意したいのが、『ミネラル』という名前の付いたファンデーション。
そもそもミネラルファンデーションとは、
ミネラルコスメとは、一般的には、「マイカ」「酸化チタン」「酸化亜鉛」「酸化鉄」「シリカ」などのミネラル(天然鉱物など)を主成分とした化粧品のことを言います。しかし、現状では、具体的な定義が存在しないため、成分のシンプルさに注目して製品を選んでいただくことをおすすめします。
つまり、主成分に「マイカ」「酸化チタン」「酸化亜鉛」「酸化鉄」「シリカ」あたりが書いてあったら、後は何を入れようともミネラルって名前を付けてもOKなんですね。
もっと言ったら、具体的な定義が存在しない=ミネラルって名前付けても問題ないということ。
化粧下地のところでも言ったように、クレンジング不要・石鹸で落とせると書いてあっても、実際落ちないものもあります。
ミネラルファンデーションを購入する際は、全部のメイクアップアイテムが石鹸で落とせる使用になっているメーカー・ブランドで買うのが一番安心です。
ミネラルファンデーションのブランド(一部)
- ETVOS(エトヴォス)
- ONLY MINERALS(オンリーミネラル)
- VINTORTE(ヴァントルテ)
- 24h cosme(24時間コスメ)
- TV&MOVIE
- MiMC
- bareMinerals(ベアミネラル)
- RachelMine(レイチェルワイン)
などが有名なところです。
アイブロウ
基本的にパウダー、ペンシル、マスカラ、どれでも石鹸で落ちます。
↑この記事に登場するケイトのアイブロウ3点は問題なく石鹸で落とせます。
ただし、ウォータープルーフと書いてあるようなものはわかりません。
アリィ―やアネッサ、ファシオのように、崩れにくいを売りにしているものは避けた方が無難です。
それに、日常生活の中でなら、ウォータープルーフのものじゃなくても十分です。
【注意点】
それでも眉毛が消えてしまう…気づいたらない。
- 眉毛を触る癖はありませんか?
- 眉を書く前に、眉尻にきちんとファンデーションのせてますか?
すっぴんに眉を書くのと、メイクした肌に眉を書くのとでは持ちが全然違います。
眉尻に近いこめかみは皮脂腺が集まっているので、皮脂の量が多く出やすい場所になっているのはご存知でしょうか?
ファンデーションやパウダーをこめかみ、眉尻にちゃんとのせることで、皮脂で眉毛がなくなる問題は対処できます。
アイシャドウ

アイシャドウはパウダーのものなら、石鹸で落ちるとか書いていなくても問題なく落とせます。
アイブロウ同様、ウォータープルーフと書いてあるようなもので特にリキッドタイプのものは避けた方が無難。
肌に密着する→取れにくい→クレンジングが必要となります。
【注意点】
パウダーのものはほとんど問題なく石鹸で落ちるんですが、目の際に塗る締め色のアイシャドウには注意が必要です。
アイシャドウの締め色は、目の際に使うアイホールよりも濃く入れるこの2点が重なることで、メイクが落ちにくくなります。
あなたは洗顔するとき、目はどうしていますか?閉じていますね?
洗顔料が目に入らないように、少し固めに目を閉じているはずです。
そうすると目の際の部分って奥に隠れちゃって、洗顔料で洗いにくいんですよ。
それにアイホールは少しだけ取って、全体に伸ばすので濃くはつけないですが、締め色はアイホールよりもしっかり目につけませんか?
目の際に使う+アイホールよりも濃く入れることで、締め色のアイシャドウは落ちにくくなります。
アイライン

リキッドのフィルムタイプがおすすめです。筆ペンタイプになっているやつ。
フィルムタイプならお湯で落とせるくらいメイク落としは楽ですし、持ちもいいです。
真夏も使っていましたが、アイラインが取れてしまったといったことはありません。
【問題点】
『リキッドタイプのアイライナーなんて上手く使えない…』という方へ。
フィルムタイプのアイライナーは、書くのに失敗してラインがゆがんでも、麺棒で少しこすれば修正できます。
修正のしやすさはペンシルアイライナーよりもしやすいです。
【アイラインのおすすめの引き方】
- 利き手にリキッドアイライナーを持ち
- 反対の手で少しまぶたを引き上げる
- 鏡を斜め下に見下ろして
- まつ毛の隙間を埋めるようにラインを引く
2と3がコツです。
ただ、わたしは以前

アイライン引かないなんてありえない!
と思っていましたが、今は引かなくなりました。
マスカラ

フィルムタイプ1択です。
お湯で落とせると書いてあるもの。
マスカラもお湯で落とせるって書いてあってもちょっと落としにくいものあります。
メイベリンのラッシュニスタはなかなか落ちなかった…時間かけたらお湯落ちできたので、お湯で落とせるというのも嘘ではないんです。
スルッと落ちて欲しいので、やはりマスカラは繊維なしを選ぼうと思います。
チーク

チークもパウダーのものであれば石鹸でも取れるっちゃ取れるんですが…
【問題点】
タール色素の有無。
化粧品に使われている赤202とか青404と書いてあるのがタール色素です。
チークのタール色素が肌によくないと聞いたことはありませんか?シミになるとか。
それを聞いてから、チークはミネラルのものに変えました。
20代前半のときです。それ以降チークはミネラルコスメしか使っていません。
と、そのときは噂が気になってチークを変えたんですが、今はちゃんと調べた上で使っています。
タール色素の問題点は、顔料なのか染料なのかという点。
肌が弱い人には刺激になります。
【顔料と染料の違い】
顔料→水や油に溶けない。皮膚に吸収されない大きさの粉体なので、肌が染まってしまうことはない。
参考 日本化粧品検定1級対策テキストより
染料→水や油に溶け、鮮やかに発色するのが特徴。中には角層に染着する色素もあり。
顔料は皮膚に吸収されない大きさの粉体なので、肌への影響はあまり心配ありません。
ですが問題なのは染料。
色素沈着の原因にもなるし、肌に浸透してしまうため肌が弱い人には刺激になってしまうんですね。
刺激になると肌に炎症が起こり、それがシミの原因にもなってしまいます。
もともと頬は顔の中でも高い部分なので、紫外線の影響を受けやすくシミができやすい場所。
なのでチークによるシミ防止として、チークもミネラルのものorタール色素不使用のものをおすすめします。
これだけ言いましたが、タール色素も採用基準があって化粧品に使われているわけですから、そこまで怖い成分でもないです。
気になるか気にならないかで使い分けてもいいと思います。
口紅

口紅もチーク同様タール色素不使用のものだと尚いいです。
理由は同じ。
それに口紅は知らず知らずのうちに食べてしまってるので。
難点としては、タール色素不使用だと発色がもの足りなかったりします。

わたしは寒くなると唇の色が悪くなり、不健康そうに見えるので、寒い季節は発色・色持ちを重視します。 それに唇のターンオーバーは他の皮膚より早いからいいとしてる。
口紅でエクセルのグレイズバームリップがあるのですが、不健康に見えないようにするために購入し、使っています。
安全性でいったらタール色素不使用ですが、仕上がりの満足度はやっぱりタール色素を含んでいるものの方がいいですね。
夏だけはクレンジングが必要なアイテムを使っています

クレンジング不要・石鹸で落とせるという事は、逆に言えば落ちやすいということでもあります。
春・秋・冬は汗をかきにくく、皮脂も真夏よりはまし。
だからミネラルファンデーションだけですましているし、それで日焼けしたとかもないんですが…
夏は日焼けしたくないので、どうしても崩れにくさ重視で、クレンジングが必要な下地を使っています。
汗をかく、皮脂がでる=崩れやすくなる
汗は暑い時はどうしようもありませんが、皮脂は下地で押さえることができます。
それだけでだいぶ化粧崩れを防げるので、日焼け防止にもなりますね。
夏はクレンジングの負担よりも日焼けの方を気にしています。
>>混合肌のわたしにはラロッシュポゼトーンアップ下地を夏に使う勇気はない話
一個一個のアイテムは高価だけど、都度買えばそうでもない
ベースメイクは下地、ファンデーションとも3000円~くらいかける人は多いと思います。
実際働いていたドラッグストアでもマキアージュやプリマヴィスタの下地、ファンデーションはよく売れていました。
ミネラルコスメもベースメイクは3000円~でアイテムを手に入れられるので、ベースメイクに関してはめっちゃ高い!とは感じにくいかもしれません。
ただ、ポイントメイクはプチプラの方が売れていたので、ポイントメイクまで全部ミネラルコスメでそろえると高いなと感じてしまいます。
2000円~なので。
ただ、チークやアイシャドウを1つ買ったらそんなすぐにはなくならないです。
全部をミネラルコスメでそろえたいな、でも一気に買うのは高いなと思ったら最低限だけ買って、そのあとは一個一個そろえていってもいいですね。
【まとめ】コストを抑えたミネラルファンデのためのメイク用品の選び方

コストを抑えたい!と考えるあなたへの、ミネラルファンデーションのためのメイク用品の選び方のまとめです。
もちろん全部のアイテムを使って化粧しないといけないわけじゃありません。
必要な分だけ使ってメイクしてください。
せっかくミネラルファンデーションでメイクするのですから、全部石鹸・洗顔料で落とせるメイクにしたいですね。