今回使ったミノン全身シャンプーはしっとりタイプです。さらっとタイプもあり、使ったこともありますが、しっとりタイプの感想を書きます。
ミノン全身シャンプーを初めて見たとき、『全身シャンプー?全身って…どこまで?』と思いました。
見てみると髪も顔も体もすべて洗えるという。
ミノンシリーズ自体は肌に優しく作られています。ということは乾燥肌にも優しいということなのでは?
わたしは、
- 顔は混合肌ですが、頬の乾燥がひどいので洗浄力の優しいものを使いたかった
- 体は乾燥肌だけど、できるだけボディクリームなしで過ごしたい
という思いから ミノン全身シャンプーを買いました。
なぜそこで洗顔、ボディソープそれぞれ単品ではなく、すべて兼ね備えたミノン全身シャンプーを選んだのか。
単純にいいやつ揃えたら高いからです。特に顔。
化粧品の販売を過去にしていたので、成分を見て肌に優しいものを選ぼうとすると高いんですね。ものはたしかにいいんですが…
そこで成分を見て『もしかしてミノン全身シャンプーならいけるんじゃないか?』という考えで購入に至ったわけです。
で、使った結果、わたしは顔と体への使用感はよかったけどシャンプーとしては好みではないという感想になりました。
ミノン全身シャンプーは髪も顔も体も洗えるが使用感に好き嫌いが出そう

全身シャンプーという名前の通り、全身洗えます。頭~足の先まで全部です。便利ですよね。
実際に髪も顔も体もミノン全身シャンプーで洗いましたが、肌が荒れるということもなく、問題なく使えています。
ミノン全身シャンプーは1つで全身洗えるところが便利ですが、わたしの主な使用目的は洗顔料として。髪も体もというのは、よっぽど面倒なときにしかしません。
基本的には別のシャンプー、ボディソープを使っています。
においや泡立ち、使用感が…やっぱり専用のものの方が好きですね。
シャンプーとして使った感想

洗い上がりが軽いです。へたりやすい泡なので、もこもこの泡で洗いたい人は2プッシュはした方がいいです。そのかわり、洗い流しやすいのは良いところ。
一日たって頭皮に指をこすりつけてにおいをかぎましたが、あんまりくさくありませんでした。
洗浄力が優しいから、必要以上に頭皮の油分を取らないので、過剰に油分が出なかったからだと思います。
ミノン全身シャンプーで髪を洗っていると、多少キシキシする感じがあったんですが、トリートメントしたら大丈夫そう。
トリートメントなしだったら、髪は軽い感じがしますが、静電気で髪が広がります。お風呂上りに洗い流さないトリートメントをつけて乾かした方がいいです。
洗顔料として使った感想

今まで別の洗顔料を使っていたんですが、その時は洗顔直後、顔が乾燥していました。ミノン全身シャンプーに変えてからは乾燥はほとんどしません。
わたしはミネラルファンデーションを使っているので、クレンジングは不要ですが洗顔料は必要です。
ミネラルファンデーションは石けんで落とせるファンデですが、本当に落ちるんだろうか?とか肌に優しいタイプだと落ちないんじゃないかとか心配になりませんか?
ミノン全身シャンプーはミネラルファンデも、アイシャドウ・アイブロウもちゃんと落とせます。
ただし予洗いはしっかりすること!
石けん洗顔をする前に、お湯でしっかりと何度も顔をすすいでおくとが前提です。わたしはそれがめんどくさいので、シャンプーを先にして、最後に顔を洗います。
それに多少ミネラルファンデが顔に残ったって大丈夫。逆にしっかり洗い過ぎることで乾燥をまねきます。それに肌荒れも特にしていません。
ミネラルファンデは洗顔が多少雑でも荒れにくいので、洗浄力が低めでもあんまり関係なかった↓。
予洗いさえしっかりできていれば、洗浄力低めのミノン全身シャンプーでも問題なかったです。
ボディソープとして使った感想

よく安売りしているボディソープと比べると、肌が乾燥しません。
洗い上がりのさっぱり感は有名なボディソープの方が上ですが、その代わり乾燥しやすいです。石けん系の洗浄成分なので脱脂力が強いんですね。
ミノン全身シャンプーはアミノ酸系なので脱脂力は弱め。洗い上がりのさっぱり感はあんまりないですが、肌の乾燥を防ぎたいのでこっちの方がいいです。
ミノン全身シャンプーはアミノ酸系なので洗浄力が高すぎない

肌に優しいとか、乾燥性敏感肌用とか書いてあるものの多くはアミノ酸系の洗浄料を使用していることが多いです。
アミノ酸系は比較的洗浄力が優しめ。乾燥が気になる人にはおすすめしたい成分です。
ですが、洗浄力が優しい故のメリット・デメリットもあります。
洗浄力が弱いメリット

- 低刺激で肌に優しい
- 皮脂を落としすぎないので肌が乾燥しにくい
肌が弱かったり、乾燥しすぎていたりするところに、ガッツリ洗浄力の強い洗顔料を使うとめちゃくちゃ刺激になります。
肌のバリア機能を壊したり、ただでさえ少ない…いやもはやカスほどしかない皮脂を根こそぎ取り去るなんて、砂漠も砂漠、地割れを自ら引き起こしているようなもんです。
洗浄力が弱いことで最低限の汚れだけを落とし、肌を守ります。
洗浄力が弱いデメリット

- 皮脂量が多い人は肌トラブルが起きることがある
アミノ酸系洗浄剤でよくあるクレームで「ヌルヌルして使用感が悪い」「肌荒れした」という話もチラホラ。これはつまり、もともと皮脂量が多い人などにとっては洗浄力が優しすぎたということなのです。
こうしたケースがよくあるので、洗剤は優しいものをただ選べばいい良いというわけではなく、その人に合った洗浄力のものを適切に選ばなければなりません。
敏感肌や乾燥肌の人は皮脂が少ない方なので、洗浄力が弱くても問題ないです。
皮脂が多くニキビができやすい肌質だと、洗浄力が弱すぎることで落としておきたい皮脂が肌に残り、それが肌荒れの原因になってしまうことがあります。
ミノン全身シャンプー(しっとり)の使用感
480mlのボトルを使っています。
顔を洗う時は約半プッシュ出して、泡立てネットを使って泡立てると、もこもこの泡ができます。ですが、もっちり弾力のある泡じゃありません。

ふわふわだけど、水分多めでへにょっとなりやすい泡です。わたしはこういうタイプの泡の方が洗い流しがしやすいので好き。

においはあんまり好きじゃなかった…。懐かしい石けん系の香りと書いてありますがちょっとよくわからない。石けん…か?って感じなのです…
さらっとタイプも使いましたが、個人的にはさらっとの方がにおいは気になりませんでした。
ミノン全身シャンプー(しっとり)概要

↑画像引用 ミノン公式サイト|第一三共ヘルスケアより
容量は2種類
- 120ml
- 450ml
その他に10ml×3包入りのお試し用と、380mlの詰め替え用があります。
価格はそれぞれ、
- 10ml×3包 税抜180円
- 120ml 税抜700円
- 450ml 税抜1400円
- 380ml(詰め替え) 税抜900円
【ミノン全身シャンプー(しっとり)特徴】
「植物性アミノ酸系洗浄成分」配合でバリア機能を守りながら汚れを落とします
肌あれ・あれ性肌を防ぐ薬用処方(有効成分配合)
低刺激性・弱酸性・アレルギーの原因物質を極力カット・無着色
肌に余計な負担をかけにくいシンプルな処方設計
懐かしい石けん系の香り(微香性)
赤ちゃんから大人まで使えます
ミノン全身シャンプーは医薬部外品です。
【ミノン全身シャンプー効能・有効成分】
【効能】ふけ・かゆみの防止、肌あれの防止、あれ性肌の防止、皮膚及び毛髪の清浄。
【有効成分】
アラントイン、グリチルリチン酸アンモニウム
【アラントイン】
組織修復賦活作用(お肌の組織の修復を活性化させる作用)と抗刺激剤作用、消炎鎮静作用、抗アレルギー作用があります。
これらの作用から肌荒れやニキビに効果があり、敏感肌の人や赤ちゃんにも安心してご使用いただけるものとなっています。
【グリチルリチン酸アンモニウム】
抗アレルギー・抗炎症作用
抗炎症作用に関しては、すでに解説したようにグリチルリチン酸およびグリチルレチン酸には古くから抗アレルギー作用・抗炎症作用が多数報告されており、またグリチルリチン酸アンモニウムも同様に、医療用および医薬部外品(薬用化粧品)の抗炎症剤として古くから使用されていることから、抗アレルギー作用および抗炎症作用が認められています。
ただ注意したいのは、ミノン全身シャンプーから他の洗顔に変えたとき。
『ミノン全身シャンプーでは赤みがでなかったのに、違うやつだと赤みが出る…合ってないのかな?』
となる可能性があります。それはミノン全身シャンプーには抗炎症成分が入っているので、その成分で赤みが抑えられていたからです。
お風呂上り直後は顔が火照っているので、赤くなっててもおかしくありません。時間が経っても赤みが治まらない場合は、炎症を起こしているかもしれないので、洗顔が肌に合っているか合っていないかは様子を見て判断しましょう。
まずはお試し↓
乾燥しやすい冬なんかは特に洗浄料を気にしたいところ。与えるケアよりも落とすケアを気を付けた方が、乾燥はしにくくなります。