
スキンケアってどうしてる?

スキンケア?適当だよ~。ペペっとクリームだけ塗ったり

え?!ちゃんとお手入れしないと年取ったときに困るよ!
こんな話は聞いたことありませんか?
ちゃんと肌のお手入れをしないと、年取ったときに困る
だからスキンケアはきちんとしよう、いやしないといけないみたいな話。
この”ちゃんと”って何なのか。
これを気にしてたら年々スキンケア化粧品は増えていくし、手間もお金もかかりますよね。
その割に肌がきれいになったかと言えば特段変わったわけでもなく。
…本当にこれ、こんなにしないといけない?
っていうか”ちゃんと”って何?
一般的にちゃんと=化粧水+美容液+乳液+クリーム+アイクリームなど、スキンケアの工程を省くことなく一通りやるってことを指しています。
でも本当は”ちゃんと”とはスキンケアを一通りやることじゃないです。
- 日焼け対策
- 保湿
が”ちゃんと”の本当の意味。
だから無理にスキンケアの工程を増やしたところで、年取ったときのためにはならないっていう。

むしろあれこれやるほど年取ったときにヤバい
肌のお手入れで重要なことは、日に焼けなければいいし、乾燥しなければいい
日焼けは肌によくないということは知ってると思います。
しみができるとかは知ってる。
だから日焼けに関しては意識します。
化粧することで、下地+ファンデでUV対策はするし。
でも”乾燥しなければいい”っていうのは意外と盲点じゃないですか?

そう言われてみればそんな気も…でもどういうこと?
肌が乾燥しなければいい

肌のハリや弾力にまず大事なのは”乾燥しない”こと。
それに肌トラブルはほぼほぼ乾燥から現れます。
だから保湿して肌が乾燥しないように気をつけるのが一番。
そこで一度考えてみてほしいことがあります。
よくよく考えてみると、どうして化粧水や乳液をつけるのか。
…意味ってあんまり考えたことありませんよね。
いやいや、”肌が乾燥しない”ためでしょ?
そう思いませんか?
ということは、言い換えると”乾燥していなければ化粧水や乳液をつけなくてもいい”ということに。
それだと極論過ぎるから、乾燥しなければ化粧水だけでも乳液だけでもクリームだけでもいい。
こうも言えます。

でも化粧水+美容液+乳液+クリーム…ってした方がより乾燥しないんじゃないの?

わたしも以前はそう思っていました…
だけどそれでも乾燥するもんだから、足してだめなら引いてみろってことで、そこから化粧水をまず抜いてみたんですよね。
結果、乾燥具合は変わらず。
もしくはちょっとマシになったかもってくらいでした。
『…今までのって何?』
そっからじょじょに減らしていって、最終的に今はクリームだけになりましたが、いろいろしてたときより乾燥しないし肌が赤くなったりもしなくなりました。
あなたの肌は、フルでスキンケアしないと!って思うほど乾燥していますか?
フルでスキンケアしても乾燥していませんか?
スキンケアアイテムを重ねたら、老けないわけではない
そもそも乾燥対策の他に、化粧品で肌を若返らせようとかリフトアップさせようとかは、【化粧品】という範囲を超えています。
化粧品の効果の範囲は、厚生労働省にきちんと決められています。
なのでいろいろスキンケアを重ねれば老けないというわけではありません。
そこを頭から取っ払っちゃって、「30歳過ぎたからアイクリームもしなくちゃ」とか考えなくてもいいです。
将来のために…とか、今からしておかないと…とか。
乾燥対策はした方がいいけど。
肌はターンオーバーと言って古い角質をはがし、新しい角質を作ります。

ちゃんと肌は新しいものに生まれ変わってるんだよ

…え、待って?生まれ変わってるってことは、将来のために”今”やってるスキンケアってどうなるの…?
…ですよね。
年取ったときに差が出る原因は紫外線と顔の触りすぎ
年を取った肌ってどんなイメージですか?

しみ、しわ、たるみ…かな。

この原因は加齢というのももちろんありますが、それ以外に、
- 紫外線
- 顔の触りすぎ
によっても起こります。
年を取ったときに…というのは、今の積み重ね。
スキンケアが実際積み重なるなら、めっちゃ手入れした肌を一日なにも付けずにいても乾燥とかしないはずでは…
日焼けすること、顔を触りすぎることが積み重なっていくと、しみ・しわ・たるみの原因になることはあきらかです。
紫外線対策
肌の老化の原因は紫外線の影響が一番大きいです。
肌の老化の原因には「自然老化」と「光老化」の2種類があるといわれています。
肌の老化は年齢のせい?!肌が老化する原因を徹底解説|Maison KOSEより
「自然老化」とは、加齢とともに起こる老化で、誰にでも起こるもの。
一方、「光老化」とは紫外線によって起こる老化。
実は、顔のシミやシワの約80%が光老化によるもの、といわれています。
身体の中でも、紫外線にあまり当たらないおなかや太ももの肌は、顔に比べてシミもシワも少なく、スベスベとしていませんか?
その差のいちばんの原因は光老化、すなわち「紫外線」が原因だと考えられています。
紫外線対策についての知識とか対策は、日焼け止めやファンデ、日傘さしたり。
メイクすることで手軽に取り入れられ、日常生活で特別意識しなくてもできます。
顔の触りすぎに対する疑問
顔の触りすぎでしみ・しわ・たるみの原因になると聞いたことはありませんか?
必要以上に顔を触ることで、肌に炎症が起きたり皮膚がのびたりする原因にも。
将来のために…と思ってせっせとたくさんのアイテムを使ってスキンケアしていたのに、そのがんばりが将来のしみ・しわ・たるみにつながることもあります。
スキンケアが終わって鏡を見たら顔が赤いとか結構よろしくないです。
炎症はしみのもと。

ここで一つ、よく言われる美容の話を思い出してほしいんだ…

どんな話?
【よく泡立てて洗顔する】
洗顔するときに、よく泡立てて撫でるように洗う。
決して力を入れすぎずに。
泡を転がすようにして、長時間泡を顔にのせない。
シャワーの水圧は強いから、シャワーで一気に流さないこと。
手にすくって何回も流す。
顔の水分はタオルでごしごしせずに、吸わせるように。
ようはできるだけ顔を触らずに優しく扱う。
摩擦は刺激になるから。

こんな丁寧に気をつけて顔を洗った後にだよ?スキンケアであんないっぱい顔触るとかおかしくない?

…言われてみれば…
そんでスキンケアしたあとに顔が赤くなってたら、あの優しい洗顔は何だったんだと。
自分では優しく触っていたつもりでも、顔が赤くなってるのは力が入っている証拠です。
顔をできるだけ触らない洗顔、顔をめっちゃ触る一通りのスキンケア。
矛盾しててめっちゃ疑問。
ちゃんと肌のお手入れをしていないと年を取ったときに困るからって、スキンケアアイテムをたくさん使う必要はない
年とってもできるだけしみ・しわ・たるみを防ぐために大事なのは、
- 日焼け対策をすること
- 乾燥しないようにすること
- 顔を触りすぎないこと
の3つで、決してスキンケアアイテムをたくさん使うことじゃないです。
高級化粧品を使ってるから老けないんじゃありません。
日焼けに気をつける、乾燥しないように気をつける、顔を触りすぎないように気をつける。

『ちゃんと肌のお手入れをしていないと、年を取ったときに困る』というのは、この3点に気をつけないこと。

30歳過ぎたからって特別なことしなくてもいいんだね!なんか気が楽になったよ。