
登録販売者試験って難しいのかな?わたしでも受かるのかな?
と悩んでいませんか?
大丈夫。不安になることはありません。
登録販売者試験は暗記科目。
数学や英語の記述式とは違うので、ちゃんと勉強していれば受かります。
わたしはドラッグストアに11年勤め、登録販売者歴は7年を越えました.
登録販売者は受験資格に制限もなく、働く場所も多くあるので持っておいて損はありません。
特にドラッグストアなんかは人手不足なので資格のある人はより重宝されますよ。

登録販売者試験受けようと思うんだけど…受からなかったらどうしよう…
と心配なあなたへ、ちゃんと勉強してさえいれば受かる!と言える理由を説明します。
登録者販売者試験に受からないかも…と不安になる必要はなし!『手引き』さえ暗記してれば受かる
出題範囲
試験は、別途通知する「試験問題作成の手引き」から出題するものとする。
「試験問題作成の手引き」については、一般用医薬品の区分の変更等を踏まえ、必要に応じて原則として年1回改訂するものとする。
なお、都道府県知事により試験の施行に関して公告した後に「試験問題作成の手引き」が改訂された場合には、当該改訂部分に関する出題は行わないこととする。
そもそもなんですが、試験は厚生労働省の試験問題の作成に関する手引きより出題されます。
こちら→試験問題の作成に関する手引き
出題範囲が決まっているので、極論を言えば手引きさえ暗記していたら受かります。
参考書や通信教育も手引きに沿って作られているので、
- どの参考書がいいかな?
- 通信教育でした方が受かりやすい?
と悩むなら、とりあえず厚生労働省のサイトの『試験問題作成に関する手引き』を見てみましょう。
登録販売者試験に受からないかもと思ってしまう理由のひとつは合格率

合格率を見て、「えっ?!50%以下?難しいんじゃん…受からないかも…」なんて思っていませんか?

ひとつ言おう。
合格率なんて無視!大丈夫。ちゃんと勉強してれば受かる!
確かに平成30年度の合格率は全国平均で41.3%となっています。
わたしが住んでる兵庫県では36.2%です。低いですね。
ですが、上の方で言った通り手引きさえ暗記していれば合格することはできます。
試験問題は基本的に手引きの中からしかでません。
合格率は勉強不足の人の割合でもあります。
登録販売者試験の合格率が低い理由
合格率が低いのは、ちゃんと勉強してこなかった受験者が多いからです。考えられる理由としては、
- 受験資格に制限がなくなった
- 会社からの指示で受験しているため本人に勉強する気がない
主な理由はこの2つです。
登録販売者の受験資格に制限がなくなった
以前は登録販売者試験の受験資格に制限がありました。
【登録販売者受験資格】2014年まで
- 大学等で薬学課程を卒業した人
- 高卒以上で1年以上の実務経験のある人
- 4年以上の実務経験のある人
- 上記と同等以上の知識・経験があると都道府県知事が認めた人
が必要でした。
一方現在は学歴や実務経験に関係なく、誰でも受験することができます。
そこに違いがあります。
わたしはドラッグストアに勤務しながら2014年以前に登録販売者資格を取得しました。

受験資格としては”高卒以上で1年以上実務経験のある人”に該当
ドラッグストアに勤務していると、普段から医薬品が近くにあるし登録販売者とも関わります。
会社によっては時間を取って、一般従事者(資格のない人)にも医薬品の勉強会をします。
知識を得る環境に身を置く必要があったんですね。
受験資格に制限がなくなり誰でも受験できるようになった今は、一から一人で勉強しなければならず、知識の定着に不安を覚えたまま試験に挑まなければならなくなりました。
ドラッグストアで普段働いている人なら、
- イブプロフェン→イブ→痛み止め→鎮痛成分
- イブプロフェン→銀のベンザブロック→風邪薬→解熱成分
と言う感じで商品をイメージして覚えやすいため、成分の名前が出てきても、「あの商品の成分。あの売り場のところね!」と理解がしやすいです。
これは合格後、実際に資格者として店頭に立つときにもすごく役に立ちます。
試験は会社からの指示で受験しているため本人に勉強する気がない

ドラッグストアは営業時間内でも登録販売者がいないと医薬品の販売ができません。
たまに営業時間内なのに医薬品売り場に網がかかってたり、閉められていたりしているお店をみたことはありませんか?
資格者不在の証拠です。
なので営業時間内のいつでも医薬品を販売するには、登録販売者が必須なのです。
ドラッグストアなのに医薬品が買えないなんて本末転倒。
店を問題なく営業させるには必須の資格。
だからドラッグストアは正社員に必ず試験を受けさせます。拒否権なし。店舗の運営に関わることなので当然っちゃ当然です。
でも中には自堕落なやつもいまして…
全然勉強しない人もいるんですよ。
『会社の指示だから仕方なく、とりあえず受ける』ってやつが。
受けるっていうよりただ受験会場に行くだけみたいなもんです。
お金もったいない。
パートの方が受かってる人多いです。会社からの指示じゃなく、自発的に受験するので。
ドラッグストアの数も多いですから、受験する人数も多くなります。
登録販売者試験に受かるにはテキストをざっと読んで過去問をガンガン解く

登録販売者試験に受かるには、
- テキストや試験問題作成に関する手引きに目を通す
- 過去問解く
- わからなかった問題は見直す
これだけで十分です。
ちゃんとテキストや手引き、参考書を覚えてから…と思ってるといくら時間があっても足りませんし、知識が身についているのかもわかりません。
とりあえずでいいので、手引きや参考書にざっと目を通して問題を解きましょう。
わからなかったり間違えたらテキストや手引き、参考書 を見直します。
が、参考書の見直しも時間がかかるので過去問の問題集を1冊買って、繰り返しわからない問題がなくなるまで解きましょう。
そのときに、なんで間違えたのかを必ず考えるようにしてください。
回答を見て正解の番号を覚えてもしかたありません。
- どうしてわからなかったのか
- 勉強不足だったのか
- なんとなくわかってても曖昧に覚えていたのか
をわかった上で正しい答えを覚えましょう。
過去問をたくさん解いてるのに、点数が上がらないという人は見直し方法が間違っています。
この3点を考えておらず、回答番号だけを覚えてわかった気になってしまっているから。
過去問をガンガン解く→間違いを見直す→どうして間違えたか考える。

これが1セットって覚えてね!知識の定着ぐあいがグッとアップするよ!
登録販売者試験を受けるうえで気をつけること
- 緊張
- 試験問題の言い回しに引っかからない
この2点が特に気をつけたいところ。
実際に過去問をしっかりみっちり解いて、どれも合格点だったのに試験に落ちる人はいます。
その原因も、緊張と試験問題の言い回しに引っかかってしまうことがほとんどです。
登録販売者試験本番の緊張緩和対策
一日くらいの寝不足は、カフェイン入りの栄養ドリンクでなんとかしのげます。
だけど問題の言い回しや緊張は落ち着いていないと対応できません。
試験時間は前半後半で2時間ずつ、各60問あります。
2時間で60問だと結構時間が余るんですね。
なので時間配分を考えた上で、ゆっくり問題を解いてもいいんです。
家で過去問を解くときに、時間を計りながらするとだいたいの時間配分はわかりますから。
登録販売者試験の問題の言い回しに引っかからないようにするために
問題を解くときに成分と効能の部分だけを見て、文末を見ずに「これは合ってる」と答えを出すのにも気をつけましょう。
例)イブプロフェンは解熱鎮痛成分ではない。
これは誤なんですが、どこが誤かわかるでしょうか?
イブプロフェンは解熱鎮痛成分ではない。の赤字の部分です。
イブプロフェン=解熱鎮痛成分は覚えていても、文末をちゃんと見てなかったらあなたの回答は×になります。
こういう部分で点数を落とすのが原因で、合格できない人も多数いるんですね。
試験と聞いたら緊張して焦ってしまいますが、幸い登録販売者試験はマークシート方式。
大学受験のような解答に至る工程を書かないといけない筆記試験じゃないですから、深呼吸しながら問題解いても時間はあります。
前日に一夜漬けしたって意味ないですから、日ごろから少しづつ勉強して試験に臨みましょう。