当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

『いい服を長く着る』はいいことだけど、意外とそんなに長くは着られない

アイキャッチ ファッション

「プチプラ服はすぐダメになるから結局お金がかかる。上質な服を長く着る方がいい」

なんてよく聞きませんか?

本当にそうなんだろうか。

う~ん…確かに安い服よりちょっとお高い服の方が見映えも生地もいい気がする。だから長く着たいし着れる感じかな。

筆者
筆者

それはあるよね。

だからかいつもより高いお金をだして買った服は”当たり”の確率がプチプラに比べて高いです。

服の形も着心地もいいし、洗濯にも耐える。

買ってよかったわ~って思いました。

かといってプチプラが全部悪いとは思わないし、高いから全部いいとも思いません。

プチプラでも何年も着てるものはあるし、高くても着づらい服はあります。

そしてそんな風にいろいろ体験してきて思ったのは『やっぱり服は消耗品』ということ。

自分が出せる値段でいい服を5年くらい着られたらいいかなと思うようになりました。

わたしはとてもとても庶民なので、わたしの定義する服の値段は、

  • 【プチプラ】はトップス1500円まで、ボトムス3000円まで
  • 【ちょっとお高いけど買えないほどではない】はトップス3000円まで、ボトムス6000円まで
  • 【覚悟が必要】はトップス5000円以上、ボトムス8000円以上

です。

【ちょっとお高いけど買えないほどではない】この辺の服が5年くらい着られたらいい感じだと思っています。

スポンサーリンク

いい服を長く着るのはとてもいいことだが、意外とそんなに着られない

  1. 突然手持ちの服が似合わない日が来る
  2. 流行りの服も定番服も変わる
  3. いい服=高い服だから頑丈とは限らない

ここ最近~1、2年くらいの間にこういう発見があったので、わたし個人としては、

どれだけいい服でもそんなに長くは着られない

着られても5年くらいで買い替えの必要が出てくる。

服の断捨離をしてそう感じました。

突然手持ちの服が似合わない日が来る

確実に加齢・体形の変化・気持ちの変化が原因

わたしは特にここ最近『手持ちの服が突然似合わなくなった』を感じました。

  • 手持ちの服が若すぎる
  • 体形に合っていない
  • ライトグレーだと顔が老けて見える

昨年まで着ていた服なのにこういったことを感じました。

服が若すぎると言っても露出が多いとか丈が短いとかではないんだけど、20代前半で買った服は33歳のわたしにはどうも若すぎる。

そして体形の変化。

特に下半身。

お尻、垂れてきた。

持ってるズボンは体のラインを拾い過ぎて後姿が…

これでこのまま外に履いて出るのは恥ずかしいので、別のズボンを履くか長いトップスでお尻を隠すかするしかなくなった…

ライトグレーだと老けて見えるのもパーソナルカラー診断で合っていない色だったから。

パーソナルカラー診断なんて知らなかったときに、『グレーは何にでも合うから便利♪』と思って買ってました。

それまではライトグレー着ててもおかしくなかったから気づかなかった。

若かったから。

肌にハリもあるしくすんでない。

若さでどうにでもなってたから気づかなかった。

でも今は違う。

20代のときと比べてうっすらほうれい線が気になり始めたし、くすみも少し感じられるように。

そしたらライトグレーが一気にババア感を加速させました。

化粧して肌を明るめに仕上げたらまだなんとかギリ、ライトグレーもいけるけど…

こんな感じで手持ちの服が”突然”似合わない日が来たので最近服の総入れ替えを断行しました。

筆者
筆者

あと自分の気持ちも変わっていく。1年前はよかったけど今は変ってのがある。服装って気持ちも現れるでしょ?

流行りの服も定番服も変わる

20代前半のときに長く着られる定番のものをと思って、当時のわたしは奮発してコートを買いました。

アウトレットで2万5000円くらい。

たしか元の値が5万くらいだったと思います。

それはそれはシルエットはきれいでかっこよく決まる。

ジャストサイズとでも言うんでしょうか。

黒の膝くらいまでのチェスターコート。

定番だし長く着られそうでしょ?

ですが流行は変わります。

オーバーサイズ

何と言っても楽。

寒いときはあったかく着込めるし、暑いときも風通しがいい。

見た目はゆるっとしちゃうけど、とっても快適なんですよね。

オーバーサイズ好きです。

…が、ジャストサイズのシルエットのきれいなコートとは合わない。

窮屈すぎて腕動かしにくくてとてもじゃないけど着れない。

下はオーバーサイズ、上はジャストサイズのコート。

無理無理無理無理。

そのコートを買った当時はスキニーとかピタッとした感じのものとか、えびちゃんOLとか流行ってて、オーバーサイズとか…誰が着てたんだろう?

定番だと思って買ったコート、今の定番の型と比べたらコンパクトすぎた。

それに自分も年齢を重ねておしゃれのために寒さ我慢よりも、多少ダサくても暖かさを優先するようになりました。

ズボンだって前はスキニー全盛だったけど、今はワイドパンツも流行ってる。

もはや定番。

ガウチョパンツとかは一時期流行ったけど、ガウチョは一時期の流行で、派生した…というかガウチョの流れをくんで、ワイドパンツが定番化した感あります。

流行もみんなが気に入れば定番化していく流れなので、定番すらも変わっていく。

だから一生ものの定番服って特別なくて、いろいろ着てみて”自分の”定番服を見つけるしかない

自分の定番服が見つかってないなら、そんなに高いものは買わなくてもいいかも。

筆者
筆者

20代のわたしの定番服と、今30代のわたしの定番服は対照的です。20代はぴったり、30代はゆったり…定番すらも長くて5~10年?たぶん40代になったらまた変わりそう。

いい服=高い服だから頑丈とは限らない

『プチプラはすぐダメになるから、そこそこいいやつを買った方が結局はお得。』

こういうのよく聞きませんか?

わたしもそう思ってプチプラ服を買う頻度が減りました。

たしかに値がいいやつの方が丈夫な確率は高いです。

確率。

昨年Tシャツを買ったんですが、一つは2500円、もうひとつは700円。

どうだったと思います?

2500円の方はすぐに首回りが伸びてしまい、700円の方は何度着ても洗濯しても首回りはいまだ伸びていません。

他にも今年買った5000円のパーカーと5年ほど前に買った3000円のパーカー。

5000円のは食べこぼしのシミが付いたら洗濯しても取れないし、すぐ毛玉ができました。

ふつうに洗濯して取れないシミじゃないはずなのに…

3000円の方は汚れて洗濯したらもちろん落ちるし、毛玉もそんなにできない。

だから長くもってるんですよね。

5000円の方は今期限りだなぁ…

奮発して買ってもこんな感じで後悔することはあります。

反対にプチプラでも思ったより頑丈で、何回着て洗濯しても思ったほどへこたれない服もあります。

GUのニットカーディガンとかいつ買ったかわからないけどいまだに現役。

むしろ高いからこそ繊細に扱わないといけない服もあるので、高い服だから頑丈とも限らないのです。

いい服を長く着られるかは自分の性格にもよる

  • 見た目にこだわらないか
  • 丁寧に扱えるか

わたしは突然手持ちの服が似合わなくなって、服の総入れ替えを断行しました。

「に…似合わない…」

こう思わなかったら服の総入れ替えなんてしていません。

見た目に多少こだわってるから”似合わない”と思っちゃうんだろうな。

いくらいい服を持っていたとしても、突然似合わないと感じる日が来てしまったら手放すことを考えます。

似合わない=自分がダサいかのように感じてしまって、結局気に入らなくなってしまう。

筆者
筆者

ダサく感じているのに奮発して買ったからと着続けるかどうか…そのせめぎあいです。

ここでもし、わたしがそこまで見た目にこだわってなかったらずっと着ているでしょう。

そしてもっと大事なことは丁寧に扱えるか

いい服=高価な服だとしても服は消耗品。

いつか買い替え時がきます。

それをいかに長く着れるかは、どうその服を扱うかによってかわります。

着る頻度や洗う頻度が少ないと服はもつ。

コートなんかも使ったら丁寧にブラッシングするといい。

こういうことができるかどうか。

ガンガン着たいしガンガン洗濯したい。

一度着たら絶対洗う!というタイプの人は、高価な服も善しあしで、すぐダメになるかめっちゃ頑丈か究極の二択の賭けにでることになるかもしれません。

プチプラ服は洗濯してダメになっても「あー…」ってくらいに残念だけど、高い服が洗濯してダメになったら立ち直れない…

毎回おしゃれ着洗いで分けるのも面倒だし一緒に洗っちゃえ!って思うタイプもですね。

性格的に雑に扱ってしまう可能性のある人は、1シーズンで着倒して買い替えるとか、来年もう一回着れたらいいかなくらいで、手頃な値段の服の方が向いてるかもしれません。

いい服を長く着られるかは性格にもよる。

いい服でもそんなに長くは着られないので、5年スパンくらいで買い替え時がくると思った方がいいかもしれない

突然手持ちの服が似合わない日が来て、服を総入れ替えして思ったのが、どんな服でも5年くらいで買え替え時がきそうということ。

顔も体形も趣味も、年を重ねるごとに変わってきます

あんなにヘビロテしてて、今年も来ようと思ってたのに、今着たらパツパツやんこのズボンとか。

昨年は似合ってたのに今着たらすごい似合ってないとか。

この色が好きで着てたのにすごいおばさんっぽい…とか。

20代は若さでなんとかなってたけど30代でこれが加速。

来年の今頃にはまた違う悩みがでてくるかもしれません。

それにたとえ20代でも23の時の服を28で着るのも、着れるけどどこか違和感…

なんか若い感じがしてもう少し落ち着きが欲しくなります。

服自体がいいものであろうとなかろうと、長く着れようが着られまいが、『自分の変化』は確実に訪れます。

筆者
筆者

あの頃はスタイルがよく見えたスキニーも、ケツが垂れたのが目立つようになり、反対にワイドパンツの方がスタイルがよく見えるようになりました。

なんか似合わないけど、いい服だし高かったから…と着続けるよりも、今の自分に似合った服を毎日着られる方が嬉しくないですか?

買い替え時は必ず来ます。

そのときにフットワーク軽く、自分に似合う服を探しに出かけられるようにいたいものです。

ファッション
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク