京セラドーム大阪でのライブ。座席にはアリーナ、スタンド上段、スタンド下段、バルコニー席とわかれています。
京セラの公式サイトでアリーナ席やスタンド席はどんな感じか見ることができますが、バルコニー席はいいのか悪いのかよくわかりませんよね。
以前どうしてもバルコニー席が気になって、バルコニー席狙いでライブのチケットを取り、行ったことがあります。
わたしは結構気に入りました。またバルコニー席狙いでチケット取りたいくらいです。
京セラドームのバルコニー席はビスタルームという部屋についている特別観覧席。
ライブのときには一般のお客さんも使いますが、基本的には企業と年間契約している部屋なのでそうそう簡単に入れる場所じゃありません。
そんなバルコニー席はライブでは当たり席なのか外れ席なのか。
京セラのスタンド席でもライブを観覧したことがあるので、それと比較しながら、実際バルコニー席で観覧して感じたメリット・デメリットを紹介します。
京セラドームバルコニー席のメリット
- ゆったり座れる
- 混雑を避けられる
- 公演中でもトイレに行きやすい
この3つが特にいいなと感じた部分です。
ゆったり座れる
【座席】
座席が皮張りのソファのようになっていて、ヒジ置きスペースがあります。
スタンド席のように、プラスチックの座席が隣同士隙間なく詰まっているわけじゃありません。バルコニー席はスタンド席2つ分で1つの席くらい幅があります。(ヒジ置き含む)
【足元】
足元のスペースもスタンド席よりも少し広めです。
出入り口がアリーナ・スタンドとは別で終演後の混雑を避けられる
バルコニー席にはエレベーターで行きます。
アリーナ席・スタンド席とは入り口が異なり、開演前終演後も混みません。
ライブは終演後に会場内の人数が一気に出ますからめちゃくちゃ混みます。終演後は混雑を緩和するために規制退場のアナウンスがかかりますが、あってないようなもの。出口にたどり着くまでに時間がかかります。
それにアリーナ席・スタンド席とバルコニー席ではそもそもの座席数が違うので混むレベルが桁違い。
みんなほとんど電車で帰るので駅も混雑して規制がかかる場合もあります。
そんなときでもバルコニー席なら一足早めに駅に行きやすいですね。
公演中でもトイレに行きやすい
ライブで一番厄介なのは公演中にトイレに行きたくなること。
スタンド席の座席で列の真ん中あたりだと、通路に出るまでに人の前を通らないといけません。
これがなかなかできなくて結局我慢しちゃうんですよね。いや、トイレは我慢しちゃダメですよ。健康に良くない。でも公演中に「すいませんすいません」って言って前通って、また戻ってきて…ってなると迷惑かけちゃうなと思ってしまいます。
その点バルコニー席はスタンド席よりも足元に余裕があり、席もそんなに連なってないので人前になっても通りやすいです。
ライブもバルコニー席になった時点で、ゆったり楽しもうとする空気の人が多くなっています。
京セラドームバルコニー席のデメリット
- ステージが遠い
- 開演前のトイレが混む
スタンド席と比べるとこの2つは少し気になったところです。
ステージから遠い
考えるまでもなく一番遠いです。場所も高いし。
アーティストは豆…いや米粒?
アリーナやスタンドとはもはや別空間なので、会場全体の一体感を眺めている感じです。ちょっと盛り上がりに欠けるので疎外感あるかな。
トイレ少ないから開演前はスタンド席より混む
もともと京セラのバルコニー席は、ビスタルームと言ってバルコニー席付きの観覧席となっています。
ビスタルームのご案内
スタジアムを見下ろす贅沢な空間「ビスタルーム」。
大切なお客様へのおもてなしの場として、気心の知れた仲間とのプライベートスペースとして、
魅力的なコミュニケーションの演出をお約束いたします。「ビスタルーム」は、京セラドーム大阪 6・7・8階に位置するバルコニー席付き特別観覧室です。
スタンド席での野球観戦で味わうことのできない静寂と大歓声を体感できる特別な空間は、
ビジネスでのご接待にも、福利厚生でのご利用にも、きっとご満足いただけます。
バルコニー席までの間に部屋を通るんですが、そこはいわゆるVIPルーム。ルームサービスを取って野球を楽しんだり、商談したりできる部屋です。基本的に一般人は使えません。企業との年間契約で使える部屋になっています。
そんなスペシャルな場所なので、そもそもトイレを多く設置する必要はありません。
スタンド席の階のトイレは個数がいっぱいあってちょっと古め(洋式もある)のトイレですが、バルコニー席の階は個数は少ないですがきれいです。ちょっと高級感のある感じ。
公演中でもトイレには比較的行きやすいバルコニー席ですが、開演前にトイレに行くなら2Fのグルメ、ショッピングの階で済ましておくのがおすすめです。会場内とは別の、チケットがなくても入れるところ。近くのイオンのトイレの順番待ちもすさまじいので。
京セラドームのスタンド上段とバルコニー席ならどっちがいいか
スタンド上段席もステージとの距離は遠いです。どうせ遠いならバルコニーの方がいいんじゃないか?と思ったりしませんか?結論としては、
- ライブ会場との一体感が欲しかったらスタンド上段
- ゆったり落ち着いて見たかったらバルコニー
がおすすめです。
ライブのチケットが取れたとして、ファンクラブ先行や最速先行ならアリーナやスタンド下段になる可能性は高い。ファミリーマート先行や一般発売になるとスタンド上段などステージから遠くなりやすいです。(※今までのライブ参戦結果より推測。チケットが当選しても、それはライブ会場に入れる権利なので必ずしも前の席とは限らない)
個人的には京セラドームのバルコニー席はよかった
わたしは『三代目J Soul Brothers LIVE TOUR 2017”UNKNOWN METROPOLIZ”』でバルコニー席のチケットに応募し、チケットが取れたので行ってきました。
応募した理由はバルコニー席に興味があったからです。それに三代目なら知ってる曲も少しあったので…いや正直ファンではなかったんで、ほとんど曲知りませんでした。チケットが取れたからベストアルバム買って曲を覚えていったんだけど。
結果ライブに行ったことで興味がわきました。やっぱライブってすごいね。
とまあファンでもないのに行ったもんだから、スタンドじゃなくてバルコニーでよかった。自分のペースで曲が聞ける。
わたしが取ったバルコニー席は、座席が3つずつしかなくて広々としていました。公演中にトイレに行きたくなったけど、座席の裏に少しスペースがあったので人前を通らずにトイレに行けました。
↑これが一つの区画。スタンド席と比べるとかなりゆったりしてる。
そして帰りも混んでない。
これまでに京セラでのライブに3回行きました(2017年、2018年、2019年)。
その内2回はスタンド上段席だったので、バルコニー席から会場を出るまでと比べると、混雑に巻き込まれることなく外にでられることがこんなにも快適なんだと感じました。
ライブには行きたいけど人混みが苦手、ゆったり楽しみたいという人にはとてもいい席です。
ステージとの距離は遠いですが、バルコニー席からしか見れない景色が楽しめますよ。