せっかくクレンジング不要で肌負担を減らせるミネラルファンデを使っているのに、石鹸で落ちない…と悩んでいませんか?
わたしはミネラルファンデーションは約10年使っていて、夏以外は基本的に単品のみで使ってきました。
ミネラルファンデを使いだしたときは、『石鹸で落ちないじゃん…』なんていう体験もしましたが、いろいろと試行錯誤した結果、すっきり落とせる方法が見つかりました。
それは予洗いすることです。

石けんや洗顔フォームなどの洗顔料で顔を洗う前に、よ~く顔をお湯で洗います。その後に洗顔料の泡で洗う。
石けんや洗顔フォームの泡を使って顔を洗う前に、必ず予洗いする。
そうするとちゃんとミネラルファンデは落とせます。
”予洗い”にたどり着くまでに試行錯誤したことは、
- 洗顔フォームを変える
- 純石けんを使う
- 諦めてクレンジングする
- ファンデは薄めにつける
ということをしてきました。
でも洗顔フォームだろうが純石けんだろうがあんまり関係なくて、洗顔料を使って顔を洗う前に、お湯でメイクを浮かしておけば良かっただけだった。
予洗いという方法を知ってからは『石鹸で落ちない…』という悩みはなくなりました。
ミネラルファンデを落とすための予洗いとは
洗顔料を使う前に、お湯で顔を洗うだけです。何回かバシャバシャと。それが予洗いです。
そうすることで表面の汚れや皮脂がある程度落ち、メイクも浮きやすくなるので洗顔料で落としやすくなります。
予洗いをするとしないじゃ大違いです。
どんな洗顔料でも落ちるのか

はい、落ちました。
洗浄力の強いものから弱いもの、値段の高いものから安いもの、泡がもっちりしたものからへたりやすいものまで使いました。
どれでも予洗いさえちゃんとしていれば、問題なかったです。
ちなみに今はミノンの全身シャンプーで洗ってます。
肌に優しく洗浄力の低いタイプです↓
極潤の泡洗顔もなかなかいい↓
注意したいこと①使っている化粧品は本当にすべて石鹸で落とせるものか

当然ながら、使っている化粧品が『石鹸で落とせる』や『お湯で落とせる』など書いていなければ石鹸では落とせません。
ファンデは石けんで落とせても、下地がクレンジングが必要なものならクレンジングしないといけません。
そこで注意したいのが使っている化粧品。本当に石鹸で落とせるものなのか確認してみましょう。
ミネラルファンデーションは主に天然の鉱物(マイカ・酸化チタン・酸化亜鉛・酸化鉄など)で作られたファンデーション。
厳密な定義がないので、この鉱物さえ入っていればミネラルファンデーションという名前をつけても問題がないのです。
なので、ミネラルファンデーションと書いてあっても、ミネラル(天然鉱物)を配合しているだけで、石鹸では落ちないファンデーションもあるんです。
注意したいこと②ミネラルコスメ以外の『石鹸で落とせる』と書いてあるもの

ミネラルコスメは本当に石鹸で落とせます。
ですが、ミネラルコスメ以外の『石鹸で落とせる』と書いてあるものはどうでしょうか?
- 単品での使用なら落ちるけど、何かを重ねたら落ちにくくなる
- 石けんで洗ってるのに落ちない
ということも考えられます。
わたしは以前、いつものボディソープで落とせると書いてあった日焼け止めを使ったことがありますが、明らかに落ちていませんでした。
日焼け止めを塗っていた部分と塗っていなかった部分を比べて、
- 水がめちゃくちゃ弾く
- 日焼け止めが付いたままの感触がある
ボディソープで洗ったしクレンジングも使ったけど、取れている感覚はなくて、肌の一部が荒れてしまいました。
ミネラルコスメ以外の『石鹸で落とせる』と書いてある商品の、全部が全部そうではないですが、落ちるもの落ちにくいものと当たりはずれがあるので注意して使いたいところです。
注意したいこと③予洗いは十分か

ミネラルファンデを落とすのには予洗いが大事です。
予洗いが不十分だと、ファンデーションは落としにくいまま。
洗面器にお湯を張って、何度も繰り返し顔を洗いましょう。
それを繰り返していると、少しざらつき気味だった肌表面もつるっとしてきます。
そこが予洗い終了のサインです。
めんどくさがりのための予洗い方法

わたしはめんどくさがりです。
予洗いはものすごく大事ですが、何度も顔をバシャバシャするのを繰り返すのが面倒でなりません。
だからお風呂での顔を洗う順番を最後にしました。
髪→体→顔の順番で洗っています。
髪を洗うときも予洗いした方がいいのはご存知でしょうか?
汚れが浮きやすくなるし、髪全体をしっかり濡らせるのでシャンプーしやすくなります。
この時点で顔にお湯がめっちゃかかります。
直接顔にシャワーを掛けているわけではありませんが、シャワーの流水が顔にめっちゃかかるので、顔の予洗いが自然と行われます。
次にシャンプーを流すとき。ここでも顔に流水がめっちゃかかります。
体を洗っているときは、お風呂やお湯の蒸気でも顔の表面が濡れ、最後顔を洗う前に2~3回バシャバシャすれば予洗い完了!
あとは洗顔料を泡立てて顔を洗うだけです。
何年もこの方法ですが、まったく問題ありません。肌荒れも特にないです。
予洗いを知らなかったときの失敗談

予洗いの存在を知ったのはエトヴォスのスターターキットを購入したことがきっかけでした。
エトヴォスには『予洗いをちゃんとしてくださいね』と公式サイトに書いてあったのです。
それまでは予洗いのことを公式サイトに書いてあるブランドを見かけませんでした。
実際にはエトヴォスを知るまでに自力で予洗いを発見したんですが、それにたどり着くまでにいくつか失敗しました…
その①「石鹸で落ちないじゃん!」
まったく顔を濡らさないまま泡立てた洗顔料で落とそうとした時です。
それまでクレンジングは手も顔も乾いた状態で使っていたので、メイク落としとはそうするもんだと思っていました。
するとファンデが落ちないんですよね。
このときは石けんで落とせるなんてうそじゃん!って思いました。
その②純石けんは顔が痛い
「もしかして洗顔フォームだからだめなのかな?石鹸で試そう!」と、評判の良かった純石けんを買いました。
最初は「わあ~よく落ちるじゃん!つるっつる」なんて喜んでいたんですが、日に日に石鹸で洗うたびに顔が痛くなり、顔が粉吹き状態になりました。
ダメだ…これは続けられない…
石鹸で洗うのはやめました。
【まとめ】ミネラルファンデが石鹸で落ちないときにすること

ミネラルファンデが石鹸で落ちない…と悩んだら、
- 予洗いはちゃんとしているか
- 使っている化粧品がすべて石鹸で落とせるものか
- ミネラルコスメ以外の『石鹸で落とせる』は本当に落ちるのか
- 予洗いが不十分ではないか
を確認してみてください。
洗顔料がどんなものでも、ミネラルファンデは落とせたので、注意すべき点は上記の4つになります。
クレンジングや摩擦から、肌負担を減らせるミネラルファンデのいいところを生かして、きれいな肌をつくりましょう。