お金の為に働いているなら、なによりも健康が一番の節約につながります。
疲れさえしなければ体調なんか崩さないのに
フルタイム、なかなかしんどいですよね。
一体何のために働いているのか…そんな風に思うこともありました。
とにかく体調崩したら金がかかる!
わたしはインフルエンザやぎっくり腰でこんな感じを体験しました。
ここで体を休めることの大事さを痛感…。
女子は結婚したら働き方を変えた方がいいのかな…家事ができるか不安。
そう考えたことはありませんか?
接客業のような立ちっぱなし、勤務時間がバラバラと体力を使う仕事をしていると心配になりますよね。
わたしも家事ができるか不安でした。
結婚したときに旦那に「仕事、短時間にした方がいいのかな?」と言ったら「そのままフルタイムで働いてくれ、皿洗いくらいはするから」と言われました。
当時、わたしはフルタイムで働き続けました。
…が、結婚してもうすぐ4年。
旦那が皿洗いをしてくれたのは数えるほど。
家事はほぼすべてわたしがやっていました。
今は引っ越したので仕事をやめて専業主婦です。
一時期扶養内でパートもしていました。
それを考えるとフルタイムの時の家事は本当にしんどかった!
休む時間が欲しかったですね。
その時は体調不良になりやすかったです。
何回か早退しました。
それまでは至って健康体で休んだことなんかなかったのに。
お金も大事ですが、健康でないと結局のところ稼げないし出費は増える。
なんのために働いてるんだ?
なんて考えていました。
なので扶養内でパートとして働くことのメリットをお伝え出来たらなと思います。
健康が一番の節約になる理由は病院代がかからないこと
病院行ったら診察料と薬代で4000円~お金がかかる…。高いよぉ…
健康でさえいたら払うこともなかった出費。
それが病院代です。
高いですよね。
せっかく節約していても、1回の病院代で吹っ飛んでしまいます。
かといって病院にも行かず直りが遅かったら仕事にもでられません。
給料が減ってしまい、4000円以上のダメージを財布にくらうことになります。
疲れがたまると体調を崩しやすくなる
熱が出る場合、ほとんどの原因は『疲れ』からくるものです。疲れがたまって熱が出るのは免疫力が低下するから。
ある程度の期間で緊張状態から解放され十分に休息・気分転換・栄養補給などできれば回復できるのですが、そうやって回復などしていられない状況が続くと精神的緊張が「疲労」として脳に伝えられ更に倍増した疲労感により自律神経が乱れ、免疫機能まで低下します。
タニタの健康コラム 疲労が招く免疫低下にご用心より
免疫機能が低下してしまうと、元気な時には免疫に押さえつけられていたウィルスや細菌がここぞとばかりに体内で活発になります。ここでウィルスや細菌が勢いにのって一気に増殖すると「風邪」や「胃腸炎」や「帯状疱疹」などのつらい症状として現れ、「病気」が発現した状態になってしまいます。
わたしは結婚するまでほとんど風邪をひくこともなく、体調不良で仕事を休んだことは一度もありませんでした。
だけど結婚後、初めて仕事を休みました。インフルエンザにかかったのです。
今まで実家暮らしだったため、慣れない家事が大変でした。
フルタイムで働いたあとの毎日の家事は、わたしに座る暇を与えないほど大変で日々疲労がたまっていく一方。
そこにインフルエンザ流行の季節がやってきました。
ドラッグストア勤務だったのでウイルスをもらうには十分な環境でした。
…笑えないですよね(笑)
家事は仕事である
断言します。家事は仕事です! 家事には終わりも休みもありません。
今日の分が終わっても明日はまた洗たくから始まります。
仕事じゃないならなんなの?ボランティア?だったらやろうがやらまいが自由じゃない? 『家族への思いやりだろう』とか家事をするわけでもないのにわけわからんこと言うやつがいたら『あんたは思いやりないんだね』と言ってやりたい。
わたしは今は専業主婦してますが、旦那さんが仕事から帰ってくるまでは家事の待機時間だと感じています。
待機です。
休憩時間ではないんです。
旦那さんは接客業なので、シフト通りの時間に必ず帰ってくるわけではありません。
いつ帰ってくるかわからない旦那さんを待ち、いつ帰ってきてもいいようにご飯の準備をしておく。
帰ってきたら手早く調理して温かいご飯をだす。
家にひとりでいる間も食材の買い出しに行ったり、掃除をしたりと専業主婦だからと旦那さんが仕事中になにもしていないわけではないんです。
やらなくていいならやりません。
これを仕事と呼ばずして何と呼ぼうか。
『ボランティア』や『旦那さんへの好意』で済ますにはちょっと軽い。
以前はフルタイムで働いていたわたしですが、その時の家事も全部わたしがしていました。
もしフルタイムで家事全般やってるのに、家事のことを『ボランティア』『好意』と言われたらブチギレてたでしょう。
もう一度言います。
家事は仕事です。
職場で8時間労働の後、家で3時間労働
家事も仕事と言ったのはこのためでもあります。
職場での仕事はちゃんと定時で上がれたら8時間ですが、通勤時間や開店準備など8時間以外にも時間がかかっていますよね。
仕事中の休憩時間を入れたら職場での拘束時間は10時間ほどにもなります。
そこからが家事のはじまり。
新婚当初は慣れない家事に本当に時間がかかりました。
特に料理。
まともにやってこなかったものですから時間がかかるかかる(泣)
慣れるまでは料理に3時間近くかかっていました。
そして旦那とご飯を食べ、片付けて…としていたら22時とかになります。
お風呂に入ってすぐに寝ないと、朝は5時半起きだったのでやってられません。
この時期は新婚にもかかわらず『旦那さんといつも一緒にいれて嬉しい!』なんてみじんも思っていませんでした。
むしろいつも思っていたのは、
実家に帰りたい。
です。それくらいしんどかった。
なんとか家事にも慣れたので、家に帰ってからご飯ができるまで1時間半(洗濯機を回す~干す時間含む)でできるようになりました。
仕事が終わって家に帰っても休む時間がない
仕事が終わってからの家事時間は短くなっても、肉体労働の後はやっぱりしんどいです。
仕事中立ちっぱなしなのはもちろん、お酒やジュースのケースもガンガン運んでいたので毎日肉体疲労も半端なかった。
それでも仕事が終わったら家に帰って家事をしなければいけません。
肉体労働のあとですから、本当は帰ったら休みたいんです…が、一度でも座ろうものならもう二度と立ち上がれません。
疲れていようがしんどかろうが家事を始めます。
肉体労働+長時間の立ちっぱなしは体にこたえますね。
とうとうぎっくり腰になりました。
疲れると頭が働かないので無駄な出費が増える
本当に疲れているときはご飯を作るのがしんどいので、仕事帰りにスーパーに寄って総菜を買ったり外食したりしていました。
これがまずかったです。
仕事帰りなんかお腹もすいてるし、混んでるし、帰りに買い物に行くこと自体が面倒なので食材のまとめ買いをしておこう!なんて考えてしまうんです。
このときに起こる悲劇は
- 必要以上に総菜を買う
- 冷蔵庫の中身を忘れてまとめ買い
- 疲れてるを言い訳に自分にご褒美
まず、お腹がすいていると何か食べたくてしかたない。
お腹すいてるからどれも美味しそうに見えて『今なら何でも食べられる気がする』状態になります。
結果食べきれない量を買う。
冷蔵庫の中身を忘れて『これも買っておこう』なんて思って買って帰ったら、同じものがあった、なんてことにもなります。
仕事帰りにスーパーにわざわざ寄るのはめんどくさいので、数日寄らなくていいようにまとめ買いしとこうと考えてしまうんです。
結果食材が冷蔵庫の中とダブる、賞味期限が切れてしまう。
そして疲れているときは甘いものが食べたくなります!
疲れているからご褒美ね!今日はがんばったんだもん
いつもどおりやっちゅうねん!なんて…何かにつけてご褒美を自分に与えます。
結果毎回ご褒美。
外食もたまにはいいんですけど、ここに甘えだすと楽過ぎてそれにをしめてしまうんですね。
いくら安いところでも回数が多ければそれなりの出費になります。
疲れているときの家事は自分に激甘です!
お金のことなんて考える余裕がありません。
とにかく休みたい。
出費がどんどんかさみます。
まずはこのことを自覚しておくことが重要!
扶養内パートを選ぶことで休む時間ができる
正社員という立場から扶養内パートになると、勤務時間が固定できるうえに労働時間が減ります。
給料も減ってしまうのはしょうがない事。
だけど、しっかり体を休める時間ができることで体調を崩しにくくなり、家事をする余裕ができるので無駄も減ります。
専業主婦になる前は、扶養内のパートもフルタイムのパートも正社員も経験しました。
その中で一番体調も崩しにくく、やりくりが上手くいっていたのは『扶養内パート』です。
職場で5時間労働の後、休憩してから家事ができる
扶養内だと週20時間までの勤務。
一日あたりの勤務時間が長いと休みが多くなり、短いと出勤日数が多くなります。
もし一日5時間勤務をするとしたら、重いものを運んだり、立ちっぱなしの状態が続くのは5時間だけになります。
朝8時から勤務したとして、5時間勤務だと13時まで。
家に帰ってから昼寝することができますね!
肉体労働はやっぱり疲れます。
この昼寝の時間があるだけで、家をきれいにしようとかごはんのおかずを1品増やそうとか揚げ物を作ろうとか、普段はめんどくさいと思っていたことをしようという気になれます。
旦那さんが働いているのに昼寝をするのは悪いと思っていませんか?
全くそんなことはないです!
昼寝をするのは家事の待機時間。
5時間外で働いて、昼寝から起きたらご飯の準備や掃除、後片付けが待っています。
トータルすると仕事+家事で8時間以上働くことになる。
外で8時間働いた後に家事も全部あなたがすると、あなたの休む時間がありません。
家事をきちんとするための休憩時間は、結局のところ家庭を豊かにします。
疲れて旦那さんにあたってしまうようになったら嫌じゃないですか?
疲れていないと無駄な出費を抑えられる
一日8時間働いていたところから、5時間の勤務になると「もう終わり?」とびっくりするくらい楽になりました。
元気が余っていて、時間にも余裕ができます。
急いで帰っていたフルタイム時代とは違い、少し休んでから帰ることができました。
そのおかげで帰りにスーパーに寄っても「冷蔵庫にお肉あったから今日はキャベツだけ買って帰ろう」と買い物をするときに考える余裕ができました。
もしくは今日は冷蔵庫の中のもので何とかしてみよう!という考えもできて、無駄遣いを防止できます。
体が疲れていて家に帰っても家事が待っていると思うと、もうなにも考えたくなかったときが懐かしいくらいです。
フルタイムで体調を崩すくらいなら、扶養内パートも有り
ただし、ローンの返済額が大きい人はフルタイムor正社員のまま働いて早めに返済した方がいいです。
子どもがいない時に稼いで払いきったほうが、あなたが働けなくなった場合を考えると絶対に得です。
扶養内パートでも払える範囲の返済額なら、パートも有りですね。
でも将来のことを考えると正社員やフルタイムパートのまま働いた方がいいのは、年金・安定した収入やいろんなリスクを考えると確かです。
これははっきりしています。
ただ一つ考えてみてください。
接客業の正社員で一日中立ちっぱなし・サービス残業・土日祝や大型連休は出勤なのに、家事は全部あなたがしないといけない。
休めない、疲れる、ストレスが溜まる。
いつか体を壊すかもしれないし、その前にストレスから家庭崩壊しかねない状況になりえると思いませんか?
旦那さんが「今日は疲れたー」なんて言おうものなら「私だって疲れてる!なんで旦那は家に帰ったら休めてゲームばっかりしてるの?!なんでわたしばっかり働いてるの?!」と。
あなたばかりが体に鞭打って踏ん張らないといけないなんてことはありません。
結婚したんだから。
そして女はいざとなったらすごい力を発揮できます。強いです!
だからこそ健康第一の働き方を選ぶのも有りなんです。
家庭のことを考えて扶養内パートになるのも一つのありかた。家計を工夫する心のゆとりも時間もあることはプラスになります。