パナソニックのドライヤーってたくさんあるけどその中の『イオニティ』ってどう違うのかな?
種類も多いから気になるよね
『イオニティ』はマイナスイオンで髪をさらさらにするドライヤー。
髪を乾かしたりさらさらにするっていうなら1種類でいいはず…
なのにどうしてたくさん種類があるんだろう?
と、いうことで調べてみました。
パナソニックのドライヤー『イオニティ』一番の大きな違いは風量
大まかにイオニティの違いを言うと、髪を乾かすときの風の量にあります。
風量が多いとブワ―ッと髪を速く乾かせるので、ドライヤーが楽になるので、
速く乾かないかなー
と思いながらドライヤーをかける時間が減ります。
2023年1月現在販売されているイオニティの風量は、
- 2.0㎥/分
- 1.9㎥/分
- 1.6㎥/分
- 1.3㎥/分
- 1.2㎥/分
- 1.1㎥/分
- 0.8㎥/分(日本国内使用時)
の7種類。
0.8㎥/分のものは海外・国内両用タイプなので、場所によって電圧が変わり、風量が国内使用で0.8㎥/分、海外使用で0.95㎥/分となります。
中でも、
- 2.0㎥/分
- 1.9㎥/分
- 1.6㎥/分
のものは”大風量”の類に入ります。
とにかく速く髪を乾かしたい!毎日のドライヤーの時間を減らしたい!
こんなときは大風量のものが最適です。
「こんなにドライヤーのストレスから解放されるんだ…」
大風量のドライヤーに変えたときにめちゃくちゃそう思いました。
イオニティの大まかな違いは風量と覚えておくと、たくさん種類があってもわかりやすくなります。
選ぶなら大風量タイプのEH-NE7Jがおすすめ
【おすすめな理由】
- 大風量(2.0㎥/秒)で早く髪が乾く
- イオニティの中で一番髪をきれいにする機能がある
- 1万円以下で買える
ドライヤーを使う一番の目的は髪を乾かすことです。
それならより早く乾いた方がいいですよね。
風量が多ければ早く髪を乾かすことができるので、お風呂上がりのドライヤーの時間が少なくて済みます。
EH-NE7Jには”温冷ツインフロー”という機能があるんですが、マイナスイオンの他にもこの機能があることで髪をきれいにします。
温風・冷風をうまい具合にあててくれるので、髪のまとまりやツヤがいい感じに。
そして値段。
イオニティの中でも一番いいモデルなんですが、1万円以下で買えます。
EH-NE7Jの次にいいモデル、EH-NE6Jとも2000円ほどしか変わらないので、せっかくなら一番いいモデルをおすすめします。
ドライヤーはそんなに頻繁に買い替えるものでもないし、毎日使うもの。
毎日のドライヤーの時間を短くして、さらに髪をきれいに見せてくれるドライヤーなんていいですよね。
イオニティとはマイナスイオンでサラサラな髪にするドライヤー
マイナスイオンってよく聞くし、なんかよさそう~ってくらいにしか思ってなかったけど、実際どんな効果があるの?
さらさらな髪にしてくれるよ
キューティクルの密着性が高まると、髪がさらさらになる他に、髪へのダメージも受けにくくなります。
イオニティの特徴
イオニティの特徴はマイナスイオンです。
マイナスイオンは髪の表面をコーティングして、さらさらでツヤのある髪へ。
イオニティのドライヤーは、風が出てくる場所とは別にマイナスイオンの吹出口があります。
吹出口が2つのものはダブル外付けマイナスイオンと呼び、1つのものは外付けマイナスイオンと呼びます。
ダブル外付けマイナスイオン
ダブル外付けマイナスイオンになっていると、より広範囲にマイナスイオンが届きます。
広範囲にマイナスイオンが行き届くことで、髪全体がさらさらになりやすくなります。
外付けマイナスイオン
マイナスイオンの吹き出し口が1か所の場合、マイナスイオンの吹き出し口が2か所のものよりも、髪全体にマイナスイオンが行き渡りにくいです。
その分価格は抑えられています。
イオンチャージ
イオンチャージとは、ドライヤーのハンドル部分にイオンチャージパネルがついているかどうかで、髪にマイナスイオンを引き付けやすくすること。
ドライヤーのハンドル部分についているイオンチャージパネルに触れることで、よりマイナスイオンが髪に付着しやすくなります。
マイナスイオンはマイナスの電気を帯びています。
そのためあて続けると髪にマイナスの電気がたまり、マイナス同士が反発して髪に付着しにくくなります。
イオンチャージパネルに触れるとたまっていたマイナスの電気を髪から逃がすのでマイナスイオンが髪に付着しやすくなります。
速乾ノズル
速乾ノズルがあることでより早く髪を乾かすことができます。
温冷ツインフロー
一般的にドライヤーには温風と冷風の機能があります。
そもそも冷風の役割は、
- キューティクルを引き締める
- ツヤを出す
- クセを抑える
- 髪の形を保つ
というものです。
髪は濡れている状態・温風で乾かした状態のままだととても傷みやすく、乾燥してパサパサになりやすいです。
そして温風で髪を乾かしたあとに、冷風を使うことには大きなメリットが。
【冷風を使うことのメリット】
- キューティクルを引き締める
- 乾燥や摩擦などから髪を守る
- ツヤのある状態にする
- クセを抑えたり髪の形を保つ
ドライヤーやヘアアイロンで髪をセットしたとき、冷風を使って髪を冷やすとセットした形を保ちやすくなります。
冷やして固めるということです。
高温でヘアアイロンを使うとどんなクセもストレートにできたり、ストレートな髪もくるくるとカールさせることができます。
つまり、髪に熱を与えると形を変えることができ、反対に冷やすことで髪の形を固定する。
温冷ツインフローで乾かすと、温まった髪もすぐに冷やせるので、クセを抑えたツヤのある髪型を作りやすいというわけです。
じゃあ別に温冷ツインフローじゃなくても乾かした後に冷風使えばいいんじゃないかな?
それもいいね。ただ温冷ツインフローのいいところは”すぐに”冷やせるところなんだ。
すぐ?
髪を乾かすのにはある程度時間がかかります。
そうなると、ドライヤーを使っている間、先に乾いた髪にも熱があたり続けているのです。
つまり、開きっぱなしのキューティクルから水分が逃げていき、乾燥した状態に。
イオニティは、乾かすときにマイナスイオンでキューティクルの密着性を高めているとはいえ、乾いた髪に熱をあて続けるのがいいとは言えません。
マイナスイオンでコーティングされてるからマシってくらい。
温冷ツインフローが搭載されていることで、温められた髪もすぐに冷やせて、ドライヤーをあて続けてもダメージが減らせるのです。
イオニティの種類と型番の違い【2022年版】
2023年1月現在に販売中のイオニティの型番を風量ごとに分類すると、
という風に分けられます。
風量2.0㎥/分タイプ(EH-NE7J・EH-NE7G)
旧モデルとは本体の色が違います。
風量1.9㎥/分タイプ(EH-NE6J/EH-NE6G・EH-NE5J/EH-NE5G)
風量1.9㎥/分のイオニティは、風量は同じでも機能が少し違います。
2種類の風量1.9㎥/分タイプを比較すると、
- EH-NE6J/EH-NE6Gは性能面
- EH-NE5J/EH-NE5Gは軽量
が利点です。
- EH-NE6J(2022年発売)
- EH-NE6G(2021年発売)
この2つには、以下の機能があります。
- ダブル外付けマイナスイオン
- 温冷ツインフロー
- イオンチャージ
- 速乾ノズル
- EH-NE5J(2022年発売)
- EH-NE5G(2021年発売)
は軽量タイプで、この2つには、
- 外付けマイナスイオン
- 速乾ノズル
の機能があります。
髪のツヤ感や毛流れは、”温冷ツインフロー”のあるEH-NE6J/EH-NE6Gの方がきれいに出ます。
EH-NE6JとEH-NE6Gとの違いは本体の色のみです。
EH-NE5JとEH-NE5Gの違いも本体の色のみです。
風量1.6㎥/分タイプ(EH-NE4E)
風量1.3㎥/分タイプ(EH-NE2E・EH-NE1E)
風量1.3㎥/分タイプは、同じ風量でも機能が少し違います。
EH-NE2Eには、
- 外付けマイナスイオン
- 速乾ノズル
EH-NE1Eには、
- 外付けマイナスイオン
となっており、速乾ノズルがついている分、EH-NE2Eの方が髪が早く乾きます。
風量1.2㎥/分タイプ(EH-NE5C)
まあ確かに音が静かな方がいいけど…
髪が乾くのが遅いんじゃないかって気になるよね
風量1.2㎥/分だと…少々乾くのに時間がかかります。
特に髪が長い&多い人だと、よっぽどドライヤーの音が気にならない限りはあんまりおすすめしません。
乾かすのに時間がかかるってかなりストレス感じます…
髪が短い人だと大丈夫かもしれません。
髪が長くて多い人は絶対に大風量タイプ。
風量0.8㎥/分タイプ(EH-NE4B)
EH-NE4Bは海外・国内両用タイプです。
風量は海外使用で0.95㎥/分(※地域にもよる)、国内使用で0.8㎥/分となります。
海外国内両用タイプのみ電圧切り替えスイッチがあるため、海外でも使えるようになっています。
EH-NE4Bは、電圧が
- 100-120V
- 200ー240V
の地域で使用できます。
購入時は200ー240Vになっているので、国内で使用する場合は電圧切替スイッチを100ー120Vに切り替えてください。
日本は100Vの電圧ですが、海外ではそれ以上の場合も多く、特にドライヤーの場合消費電力が大きいので、そのまま海外で使うのは危険です。
故障の原因にもなります。
そしてEH-NE4Bは海外でも国内でも使えるようになっていますが、電圧を切り替えると風量なども変わります。
【温風温度】
- 約100℃(AC100・200V時/ターボ時)
- 約110℃(AC120・240V時/ターボ時)
【風量】
- 0.8㎥/分(AC100・200V時/ターボ時)
- 0.95㎥/分(AC120・240V時/ターボ時)
【消費電力】
- AC100・200V時:850W
- AC120・240V時:1200W
イオニティを選ぶ中で迷ったら、風量でどれを使うか決めれば間違いなし
イオニティの中でも一押しはEH-NE7Jです。
風量が2.0㎥/分と大風量なので早く髪を乾かすことができます。
ドライヤーの一番の役目は髪を乾かすことなので、早く髪が乾けば暑い夏でも寒い冬でもその気温に耐える時間がかなり減ります。
それにどうせなら髪を乾かす以外にも、髪をきれいにするような機能があれば嬉しいですよね。
どれを買うか迷ったら風量で決める!
ドライヤーで髪を乾かす時間が長いと地味にストレス…
サッと乾かせて、ついでに髪がきれいに見えるようなドライヤーならラッキーです。
ただ1.9㎥/分タイプも全ドライヤーの中でも断然風量が多く、2.0㎥/分のものと比べて劣るというようなことはありません。
乾くのは早いです。
温冷ツインフローの機能も付いているので、少し価格を抑えたい場合は1.9㎥/分のものでも十分効果を感じられます。