
パナソニックのドライヤーってたくさんあるけどその中の『イオニティ』ってどう違うのかな?

種類も多いから気になるよね
『イオニティ』はマイナスイオンで髪をさらさらにするドライヤー。
髪を乾かしたりさらさらにするっていうなら1種類でいいはず…
なのにどうしてたくさん種類があるんだろう?
と、いうことで調べてみました。
パナソニックのドライヤー『イオニティ』一番の大きな違いは風量
大まかにイオニティの違いを言うと、髪を乾かすときの風の量にあります。
風量が多いとブワ―ッと髪を速く乾かせるので、ドライヤーが楽になるので、

速く乾かないかなー
と思いながらドライヤーをかける時間が減ります。
現在販売されているイオニティの風量は、
- 1.9㎥/分
- 1.6㎥/分
- 1.3㎥/分
- 1.1㎥/分
- 0.8㎥/分(日本国内使用時)
の5種類。
0.8㎥/分のものは海外・国内両用タイプなので、場所によって電圧が変わり、風量が国内使用で0.8㎥/分、海外使用で0.95㎥/分となります。
1.9㎥/分と1.6㎥/分のものは”大”風量の類に入ります。
とにかく速く髪を乾かしたい!毎日のドライヤーの時間を減らしたい!
そうであれば大風量のものが最適です。
「こんなにドライヤーのストレスから解放されるんだ…」
大風量のドライヤーに変えたときにめちゃくちゃそう思いました。
イオニティの大まかな違いは風量と覚えておくと、たくさん種類があってもわかりやすくなります。
選ぶなら大風量タイプのEH-NE6E/EH-NE6Bがおすすめ

【おすすめな理由】
- 大風量(1.9㎥/秒)で早く髪が乾く
- イオニティの中で一番髪をきれいにする機能がある
- 1万円以下で買える
ドライヤーを使う一番の目的は髪を乾かすことです。
それならより早く乾いた方がいいですよね。
風量が多ければ早く髪を乾かすことができるので、お風呂上がりのドライヤーの時間が少なくて済みます。
EH-NE6E/EH-NE6Bには”温冷ツインフロー”という機能があるんですが、マイナスイオンの他にもこの機能があることで髪をきれいにします。
温風・冷風をうまい具合にあててくれるので、髪のまとまりやツヤがいい感じに。
イオニティはどのタイプにもマイナスイオン機能は付いていますが、温冷ツインフローはEH-NE6E/EH-NE6Bにしかありません。
そして値段。
イオニティの中でも一番いいモデルなんですが、1万円以下で買えます。
EH-NE6E/EH-NE6Bの次にいいモデル、EH-NE5E/EH-NE5Bとも数千円しか変わらないので、せっかくなら一番いいモデルをおすすめします。
ドライヤーはそんなに頻繁に買い替えるものでもないし、毎日使うもの。
毎日のドライヤーの時間を短くして、さらに髪をきれいに見せてくれるドライヤー。
それがEH-NE6E/EH-NE6Bです。
型番は違いますが、機能は同じで本体の色が違います。
イオニティとはマイナスイオンでサラサラな髪にするドライヤー

マイナスイオンってよく聞くし、なんかよさそう~ってくらいにしか思ってなかったけど、実際どんな効果があるの?

さらさらな髪にしてくれるよ

キューティクルの密着性が高まると、髪がさらさらになる他に、髪へのダメージも受けにくくなります。
イオニティの型番の違いと特徴
イオニティの型番を風量ごとに分類すると、
風量 | 型番 | マイナスイオン吹出口 | イオンチャージ | 速乾ノズル |
1.9㎥/分![]() ![]() | EH-NE6E/EH-NE6B EH-NE5E/EH-NE5B | EH-NE6E/EH-NE6B →2カ所 EH-NE5E/EH-NE5B →1か所 | EH-NE6E/EH-NE6B →あり EH-NE5E/EH-NE5B →なし | あり |
1.6㎥/分![]() ![]() | EH-NE4A EH-NE3A | 1か所 | なし | EH-NE4A →あり EH-NE3A →なし |
1.3㎥/分![]() ![]() | EH-NE2A EH-NE1A | 1か所 | なし | EH-NE2A →あり EH-NE1A →なし |
1.1㎥/分![]() ![]() | EH5306P EH5305P | 2カ所 | EH5306P →あり EH-5305P →なし | なし |
0.8㎥/分 (海外・国内両用タイプ) ![]() ![]() | EH-NE4B EH5206P | 1か所 | なし | なし |
という風に分けられます。
そしてイオニティの特徴であるマイナスイオン。
イオニティのドライヤーは、風が出てくる場所とは別にマイナスイオンの吹出口があります。
吹出口が2つのものはダブル外付けマイナスイオンと呼び、1つのものは外付けマイナスイオンと呼びます。
【ダブル外付けマイナスイオンとは】

【外付けマイナスイオンとは】

ダブル外付けマイナスイオンになっていると、より広範囲にマイナスイオンが届きます。
マイナスイオンは髪の表面に付着することでさらさらな髪にしてくれる。
広範囲にマイナスイオンが行き届くことで、髪全体がさらさらになりやすくなります。
【イオンチャージとは】
ドライヤーのハンドル部分についているイオンチャージパネルに触れることで、よりマイナスイオンが髪に付着しやすくすることです。
マイナスイオンはマイナスの電気を帯びています。
そのためあて続けると髪にマイナスの電気がたまり、マイナス同士が反発して髪に付着しにくくなります。
イオンチャージパネルに触れるとたまっていたマイナスの電気を髪から逃がすのでマイナスイオンが髪に付着しやすくなります。
イオニティにイオンチャージ機能があるものは、現行品だとEH-NE6E/EH-NE6BとEH5306Pです。
【速乾ノズルとは】

イオニティの一番の大きな違いは風量で、その他だとマイナスイオン吹出口、イオンチャージ、速乾ノズルのあたりになります。
風量1.9㎥/分タイプ(EH-NE6E/EH-NE6B・EH-NE5E/EH-NE5B)
EH-NE6E/EH-NE6Bは機能は同じで、色が違います。
EH-NE5E/EH-NE5Bも機能は同じで、色違いです。
違いと言えばそれぞれの発売日。
EH-NE6E・EH-NE5Eは2020年11月1日。
EH-NE6B・EH-NE5Bは2019年11月1日です。
型番 | 機能 | サイズ・重さ | 本体の色 |
EH-NE6E/EH-NE6B![]() ![]() | ダブル外付けマイナスイオン 温冷ツインフロー イオンチャージ 速乾ノズル | 高さ22.5×幅21.2×奥行9.2cm 約530g(速乾ノズル含む) | EH-NE6E →シルバー調 ピンクゴールド調 EH-NE6B →ゴールド調 ピンクゴールド調 |
EH-NE5E/EH-NE5B 軽量タイプ (1.9㎥/分ドライヤーにおいて) ![]() ![]() | 外付けマイナスイオン 速乾ノズル | 高さ21.5×幅20.8×奥行8.9cm 約475g(速乾ノズル含む) | EH-NE5E →ピンク調 ゴールド調 青調 EH-NE5B →ペールピンク調 ブラウン調 青調 |
【温冷ツインフローとは】

一般的にドライヤーには温風と冷風の機能があります。
そもそも冷風の役割は、
- キューティクルを引き締める
- ツヤを出す
- クセを抑える
- 髪の形を保つ
というものです。
髪は濡れている状態・温風で乾かした状態のままだととても傷みやすく、乾燥してパサパサになりやすいです。
そして温風で髪を乾かしたあとに、冷風を使うことには大きなメリットが。
キューティクルを引き締めることで乾燥や摩擦などから髪を守り、ツヤのある状態にします。
クセを抑えたり髪の形を保つのも、冷風を使うと〇。
ドライヤーやヘアアイロンで髪をセットしたとき、冷風を使って髪を冷やすとセットした形を保ちやすくなります。
冷やして固めるということです。
高温でヘアアイロンを使うとどんなクセもストレートにできたり、ストレートな髪もくるくるとカールさせることができます。
つまり、髪に熱を与えると形を変えることができ、反対に冷やすことで髪の形を固定する。
温冷ツインフローで乾かすと、温まった髪もすぐに冷やせるので、クセを抑えたツヤのある髪型を作りやすいというわけです。

じゃあ別に温冷ツインフローじゃなくても乾かした後に冷風使えばいいんじゃないかな?

それもいいね。ただ温冷ツインフローのいいところは”すぐに”冷やせるところなんだ。

すぐ?
髪を乾かすのにはある程度時間がかかります。
なのでドライヤーを使っている間、先に乾いた髪にも熱があたり続けているのです。
そうなると、開きっぱなしのキューティクルから水分が逃げていき、乾燥した状態に。
イオニティは、乾かすときにマイナスイオンでキューティクルの密着性を高めているとはいえ、熱をあて続けるのがいいとは言えません。
マイナスイオンでコーティングされてるからマシってくらい。
温冷ツインフローが搭載されていることで、温められた髪もすぐに冷やせて、ドライヤーをあて続けてもダメージが減らせるのです。
EH-NE6E/EH-NE6B・EH-NE5E/EH-NE5Bどちらかを選ぶならEH-NE6E/EH-NE6Bがおすすめです。
風量1.6㎥/分タイプ(EH-NE4A・EH-NE3A)
発売日はともに2019年2月27日。
違いは速乾タイプかそうじゃないかです。
EH-NE4Aは速乾ノズル付きの速乾タイプ、EH-NE3Aは速乾ノズルはありません。
型番 | 機能 | サイズ・重さ | 本体の色 |
EH-NE4A![]() | 外付けマイナスイオン 速乾ノズル | 高さ21.1×幅19.6×奥行7.9cm 約485g | ・青調 ・ペールピンク調 ・ブラウン調 |
EH-NE3A![]() | 外付けマイナスイオン | 高さ21.1×幅20.1×奥行7.9cm 約475g | ・ピンク調 ・ピンクゴールド調 |
EH-NE3Aは速乾ノズルはないとはいえ、大風量タイプ。
ある程度は早く乾きます。
ただこの2つに値段の差はあまりないので、より早く乾かしたい場合は速乾ノズル付きのEH-NE4Aの方がいいです。
風量1.3㎥/分タイプ(EH-NE2A・EH-NE1A)
発売日はともに2019年2月27日。
違いは速乾タイプかそうじゃないかです。
EH-NE2A・EH-NE1Aはコンパクトタイプなので、他のイオニティよりも少し小さくできています。
型番 | 機能 | サイズ・重さ | 本体の色 |
EH-NE2A コンパクトタイプ ![]() | 外付けマイナスイオン 速乾ノズル | 高さ20.8×幅17.2×奥行7.9cm 約420g | ・ゴールド ・ペールピンク ・白 |
EH-NE1A コンパクトタイプ ![]() | 外付けマイナスイオン | 高さ20.8×幅17.2×奥行7.9cm 約405g | ・青 ・ビビッドピンク |
EH-NE2A・EH-NE1Aの1.3㎥/分は大風量というわけではないので、早く髪を乾かしたいならEH-NE2Aの速乾タイプ一択です。
風量1.1㎥/分タイプ(EH5306P・EH-5305P)
発売日はともに2008年11月10日。
ドライヤーの音が気になる人のための騒音抑制タイプです。
違いはイオンチャージがあるかないか。
型番 | 機能 | サイズ・重さ | 本体の色 |
EH5306P 騒音抑制タイプ ![]() | ダブル外付けマイナスイオン イオンチャージ | 高さ20.8×幅19.3×奥行8.4cm 455g | ・青 ・シルバー調 |
EH-5305P 騒音抑制タイプ ![]() | ダブル外付けマイナスイオン | 高さ20.8×幅19.3×奥行8.4cm 450g | ・青 ・茶 |

まあ確かに音が静かな方がいいけど…

髪が乾くのが遅いんじゃないかって気になるよね
風量1.1㎥/分だと…時間がかかります。遅いです。
特に髪が長い&多い人だと、よっぽどドライヤーの音が気にならない限りは絶対にやめた方がいい。
乾かすのに時間がかかるってかなりストレス感じます…
髪が短い人だと大丈夫かもしれません。
髪が長くて多い人は絶対に大風量タイプ。
風量0.8㎥/分タイプ(EH-NE4B・EH-5206P)
発売日はEH-NE4Bが2020年3月1日、EH-5206Pが2009年3月です。
型番 | 機能 | サイズ・重さ | 本体の色 |
EH-NE4B 海外・国内両用タイプ ![]() | 外付けマイナスイオン | 高さ18.9×幅15.5×奥行7cm 390g | ゴールド |
EH-5206P 海外・国内両用タイプ ![]() | 外付けマイナスイオン | 高さ18.9×幅15.5×奥行7cm 390g | 青 |
発売日が10年ほど違いますが、機能などに違いはありません。
イオニティを選ぶ中で迷ったら、風量でどれを使うか決めれば間違いなし
イオニティの中でも一押しはEH-NE6E/EH-NE6Bです。
型番が違うのは発売日や本体の色の関係くらいで機能に違いはありません。
それに風量が1.9㎥/分と大風量なので早く髪を乾かすことができます。
ドライヤーの一番の役目は髪を乾かすことなので、早く髪が乾けば暑い夏でも寒い冬でもその気温に耐える時間がかなり減ります。
それにどうせなら髪を乾かす以外にも、髪をきれいにするような機能があれば嬉しいですよね。
EH-NE6E/EH-NE6B以外の型番だと、風量以外の差があまりありません。
しいて言うなら速乾ノズル付きか、コンパクトサイズか、海外・国内両用タイプかというところ。
速乾ノズルはあればいいけど大風量なら早く乾くし、コンパクトなのか海外・国内両用タイプなのかは家で使う分にはさほど気になる点じゃありません。

どれを買うか迷ったら風量で決める!
ドライヤーで髪を乾かす時間が長いと地味にストレス…
サッと乾かせて、ついでに髪がきれいに見えるようなドライヤーならラッキーです。
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