失業保険の手続きをしたら、どれくらいお金を受け取れるんだろう?手続きに行くのめんどくさいんだけど、得するなら行こうかな。
と思っている人はいませんか?
わたしも思っていました。
実際手続きに行くのが面倒で失業保険を受け取るのは「もういい」と諦めて働いたのですが、結局その仕事が面白くなくて辞めました。
失業保険を受け取れるのは、離職日から1年以内。
しかも満額受け取ろうと思ったら、わたしの場合は離職日から6か月たっていたので「今しかない!」と決心し、数か月しか経っていないけど辞めました。
退職日を迎えてすぐにハロワに行って手続きをすると、思いのほか簡単でさっさとやっておけばよかったです。
旦那の転勤で引っ越さなければならず退職したわたしは、3か月待たずともすぐに失業保険の支給が始まったのでなおさらそう思いました。
『失業保険の手続きに行くのがめんどくさいからもういいや』
と思っている方。すぐに働かないなら行った方がいいですよ。それなりにお金が入ってくるのとないのでは全然違いますから。
ということで、わたしの失業保険の支給金額と、国民健康保険・国民年金・住民税を支払った後手元に残った金額をご参考にしていただければと思います。
日額約4500円、給付日数90日の場合
合計で約40万ほどでした。
前職は、
- 時給1000円×8時間×月21日勤務
- 土日祝など時給アップ有り
離職時は、
- 31歳
- 被保険者の期間7年(雇用保険に加入していた期間)
- 自己都合退職(別居の回避のため)
でした。
これを元に決まるのが基本手当の日額と給付日数です。
基本手当の日額は、原則として、離職される直前の6か月間に支払われた賃金の合計金額を、180で割った金額(賃金日額)のおよそ80%~45%になります(基本手当の日額については、別途上限が定められています)。
雇用保険の失業等給付受給資格者のしおりより
国民健康保険・国民年金・住民税を支払ったあと手元に残ったお金
約24万7000円でした。
失業保険の支給合計が約40万円。
国民健康保険・国民年金が約86640円。(特定理由離職者に認められたので国民健康保険は減額されています)
引っ越したので引っ越し先の市から住民税の用紙が届き、1年分まとめて支払いました。それが66000円。
なので、40万-(8万6640+6万6000)=24万7000円ほど。
国民健康保険・国民年金・住民税については↓に詳細があります。
失業保険の手続きに行く前に注意したいこと
被保険者の期間というところです。
被保険者の期間(雇用保険に加入していた期間)で失業保険の給付日数が変わります。
そこで注意したいのが被保険者の期間(雇用保険に加入していた期間)です。
つまり、失業保険の支給を受けてしまうと被保険者の期間がリセットされ、雇用保険に加入していた期間がまたゼロからになります。
そうなると、もし今後自己都合で10年未満に退職した場合、給付日数は90日になります。失業保険を受けずにすぐに就職したら、前職の雇用保険加入期間と通算されるので、それが10年以上になれば120日の給付日数となるのです。
また、離職から1年経ってしまったら失業保険の手続きをしていなくても雇用保険はゼロからになります。
すぐに働くつもりであれば、手続きに行かなくてもいいと思いますね。
通常自己都合退職の人は3か月の給付制限があるので、とりあえず手続きだけして3か月以内に次の仕事を決めれば、雇用保険に加入していた期間は通算されます。
わたしは旦那の転勤で離職していますし、今後も旦那の転勤が考えられます。
それに、次は扶養内のパートで働くつもりだったので、フルタイムで働いていた前職で失業保険をもらった方がいいと考え手続きをし、支給を受けました。数か月働いていた時は雇用保険には加入していませんでした。
失業保険を受け取るかどうか
退職後は、
- いつから働くのか
- 次はどんな働き方をするのか
これによっても失業保険の手続きをした方がいいのかどうかが変わります。
手続き自体はハロワークに必要なものさえ持っていけば、あとは職員さんがしてくれるので大変なことはありません。
失業保険を満額受け取ろうと思ったら、自分の給付日数をまずは確認。
離職日から1年以内という制限からいつまでに手続きに行けばいいか逆算してください。