ヤーマンからフォトケアもできる、LED搭載のスチーマーが発売されています。
一つは2020年10月30日に発売になったフォトスチーマー。
もう一つは2021年4月下旬に発売になったフォトシャイン。
見た目も機能も同じ感じですが、何が違うのでしょうか?
そうなんだよね。見た目もほぼ同じだし、わりとすぐ新しいの出たもん。そんなに違うのかな?それとも別物?
いや、フォトスチーマーの後続がフォトシャインだよ。だから同じものというか新型って言った方が合ってるのかな。
ということでフォトスチーマーとフォトシャインの違いについて調べてみました。
フォトスチーマーとフォトシャインの違いは黄LEDが搭載されているか
フォトスチーマーとフォトシャインの違いは、黄色のLEDが搭載されているかどうかです。
フォトスチーマーに搭載されているLEDは、赤/橙/青/緑の4色。
フォトシャインに搭載されているLEDは、赤/橙/黄/青/緑の5色です。
それ以外は基本的に使い方等も同じ。
少し違うのは、スチーマーのコース名に違いはあるけど、効果や使うタイミング、使用時間もほぼ同じです。
なのでフォトスチーマーとフォトシャインの違いは黄色LEDが搭載されているかだけになります。
そもそも『フォト』とはなに?
フォトスチーマーとフォトシャインは名前の通り、LED搭載で、フォトケアもできるスチーマーです。
フォトケアとはLEDを使った光美容のこと。
LEDの光は肌に有害な紫外線を含まないので、肌にダメージをあたえることなく、肌にいい作用をもたらします。
肌への作用はLEDの色によってことなります。
例えば、フォトスチーマーとフォトシャインの違いでもある黄色LEDだと、
●黄色LED
黄色LEDライトは、細胞再生に優れ、お肌のきめ、ハリ、赤みの減少などに効果があるとされており、敏感肌のケアにも有効です。
また、黄色LEDの光の作用はリンパの流れを活性化させ損傷した細胞の修復を促進させるほか、解毒、細胞正常化作用もあり、生き生きとした肌を取り戻します。
恒常的な皮膚の収縮における小じわ、および深いしわの形成を防ぐことは一般的なお顔自体の若返りへと繋がります
という効果が期待できます。
その他、フォトスチーマーとフォトシャインに搭載されているLEDには、赤/橙/青/緑があります。
●赤色LED
赤色LEDライトは、光の届く距離(波長)が長いため、お肌の奥深くまでエネルギーを届けることが可能です。
そして、細胞のエネルギーとなるミトコンドリアに作用することで、細胞活動全体を活発にさせます。
また、真皮層の繊維芽細胞を活性化させることで、コラーゲンやエラスチン生成を促し、時間の経過と共に、お肌のハリを取り戻し、細胞の新陳代謝をより活発にさせる効果が期待できます。
●橙色LED
赤色+黄色ライトの複合光(オレンジ)の照射は単色でのLED使用に比べ、しわ緩和、エラスチン、およびコラーゲンの生成や促進効果が大きくなります。
●青色LED
青色LEDライトはニキビの原因となるアクネ菌を殺菌する効果と皮脂分泌を低減させる作用があるため、ニキビの出来にくい肌へ導きます。
青色LED光を当て、活性酸素を発生させることでアクネ菌を酸化、過剰に分泌される皮脂を抑える効果があるとされています。
また、同時に皮膚でのバクテリアの増殖を防止する効果も見込めるため、既存ニキビの悪化を防ぐ効果も期待できます。
●緑色LED
緑LEDライトは皮膚を修復させる細胞の成長を促進させることで、メラニン抑制、表在性のシミの軽減、肌の水分保持、肌ストレスの軽減など複合的なお肌のアンチエイジングへ導きます。
またメラニンの抑制効果は、皮膚のストレスを和らげる他、肌表面のダークスポットの軽減にも効果が期待でき、肌そのものを明るくするブライトニング効果を引き出します。
特に赤と青は、よく美顔器に搭載されているLEDです。
LEDの色によって作用が変わるのは、光の波長によって肌に届く距離(表面や奥)が違うからです。
フォトスチーマーとフォトシャインの機能
フォトスチーマーとフォトシャインには、
- 2カ所の吹出口からスチームが出るW温スチーム
- 化粧水をナノサイズの細かいミストに変えて浴びられる化粧水ミスト
- エステのようなフォトケアができるLED
の機能があり、スチームを浴びるときには6つのコースを選べるモードがあります。
フォトスチーマーの機能と使い方
フォトスチーマーは4色のLEDフォトを搭載したスチーマーです。
【6つのコース】
- ディープクレンズ
→お肌をやわらげリラックスしたいときに - クイッククレンズ
→メイク落としに - モイスト
→お手入れの最後に - シルクスキン
→乾燥してしぼんだお肌に - トーンアップ
→メイク前など忙しいときに - ロング
→長時間お肌をケアしたいときに
温スチームのときは赤/橙LEDが点灯、冷ミストの時は青/緑LEDが点灯します。
【使い方】
①フォトスチーマー本体の電源を入れる前にすること
- 本体を平らな場所に設置する
- 給水タンクを取りはずし、水を入れ取り付ける
- ミストタンクを取りはずし、計量カップに水または化粧水を入れ取り付ける
- スチーム吹き出し口に風よけフラップを取り付け、角度を調整する
②フォトスチーマーを使う
- 電源コードをコンセントに挿し、本体カバーを開けて電源をオンにする
- MODEボタンを押して使いたいモードを選ぶ
- 選ぶMODEによってLEDが点灯するが、LEDを使用しない場合はLEDボタンを押して照射オフにできる
- 顔全体にスチーム/ミストがあたるよう、風よけフラップの角度を調整する
- スチーム/ミスト/LEDを浴びる
- 使い終わったらON/OFFボタンを押して電源を切る
③フォトスチーマーを使い終わったら
- 電源をオフにし、コンセントを抜く
(本体を10分以上放置し熱を冷ましてから) - 給水タンクを取りはずし残った水を捨てる
- ミストタンクを取りはずし、水または化粧水を捨てる
- 本体を傾けて本体内部の水を捨てる
- 本体・給水タンク・ミストタンクについた水滴を拭き取る
※定期的に給水タンク・ミストタンクの洗浄をして、清潔に使えるようにしましょう。
※給水タンク容量170ml
※ミストタンクには付属の計量カップに3目盛り分程入れる
※手持ちの化粧水を使えるがとろみのある化粧水は使わない
※MODEはMODEボタンを押す回数で変わる
1回→ディープクレンズ
2回→クイッククレンズ
3回→モイスト
4回→シルクスキン
5回→トーンアップ
6回→ロング
LEDは単独での使用も可能です。
LEDボタンを押す回数で照射する色が変わります。
【LED照射の色】
- LEDボタン1回押す→赤/橙LED
- LEDボタン2回押す→青/緑LED
- LEDボタン3回押す→赤/橙/青/緑LED
- LEDボタン4回押す→LEDオフ
それ以降はこれの繰り返しです。
フォトシャインの機能と使い方
フォトシャインは5色のLEDフォトを搭載したスチーマーです。
【6つのコース】
- スチーム
→お肌をやわらげリラックスしたいときに - クリーン
→メイク落としに - モイスト
→乾燥が気になるときに - シルクスキン
→じっくり肌をケアしたいときに - トーンアップ
→メイク前のお手軽美容 - ロング
→長時間お肌をケアしたいときに
温スチームのときは赤/黄/橙LEDが点灯、冷ミストのときは青/緑LEDが点灯します。
使い方はフォトスチーマーと同じ。
【使い方】
①フォトスチーマー本体の電源を入れる前にすること
- 本体を平らな場所に設置する
- 給水タンクを取りはずし、水を入れ取り付ける
- ミストタンクを取りはずし、計量カップに水または化粧水を入れ取り付ける
- スチーム吹き出し口に風よけフラップを取り付け、角度を調整する
②フォトスチーマーを使う
- 電源コードをコンセントに挿し、本体カバーを開けて電源をオンにする
- MODEボタンを押して使いたいモードを選ぶ
- 選ぶMODEによってLEDが点灯するが、LEDを使用しない場合はLEDボタンを押して照射オフにできる
- 顔全体にスチーム/ミストがあたるよう、風よけフラップの角度を調整する
- スチーム/ミスト/LEDを浴びる
- 使い終わったらON/OFFボタンを押して電源を切る
③フォトスチーマーを使い終わったら
- 電源をオフにし、コンセントを抜く
(本体を10分以上放置し熱を冷ましてから) - 給水タンクを取りはずし残った水を捨てる
- ミストタンクを取りはずし、水または化粧水を捨てる
- 本体を傾けて本体内部の水を捨てる
- 本体・給水タンク・ミストタンクについた水滴を拭き取る
※定期的に給水タンク・ミストタンクの洗浄をして、清潔に使えるようにしましょう。
※給水タンク容量170ml
※ミストタンクには付属の計量カップに3目盛り分程入れる
※手持ちの化粧水を使えるがとろみのある化粧水は使わない
※MODEはMODEボタンを押す回数で変わる
最初はスタンバイ状態です。
1回→スチーム
2回→クリーン
3回→モイスト
4回→シルクスキン
5回→トーンアップ
6回→ロング
LEDは単独での使用も可能です。
LEDボタンを押す回数で照射する色が変わります。
【LED照射の色】
- LEDボタン1回押す→赤/橙/黄LED
- LEDボタン2回押す→青/緑LED
- LEDボタン3回押す→赤/橙/黄/青/緑LED
- LEDボタン4回押す→LEDオフ
それ以降はこれの繰り返しです。
おすすめなのはフォトシャインだが割引があるときはフォトスチーマーも要チェック
やっぱり5色もLEDがあって、特に黄色LEDのメラニンの排出なんて捨てがたいもんね!
いや、フォトスチーマーの値段が高すぎなんだよ。だから…というかフォトシャインは黄色LEDを追加して発売し直した感じがするからね。
え?どういうこと?
まず2つの定価の違いから。
- フォトスチーマーの定価は税込79,200円
- フォトシャインの定価は税込59,400円
そして発売日が、
- フォトスチーマーが2020年10月30日
- フォトシャインが2021年4月下旬
フォトスチーマーが発売した約半年後にフォトシャインは発売しました。
後続が発売するには早いサイクルですね。
それに機能も増えて価格も抑えられています。
フォトシャインってフォトスチーマーより性能いいのに安くなってるんだ。
フォトスチーマーは楽天で発売して間もない頃に、期間限定だけど半額になってたからね。
それ以降も何度か期間限定で安くなって販売しています。
今はフォトスチーマーの在庫を売り切る段階だから、値下げも理解できますね。
なのでどちらかを購入するとなれば、
- 黄色LEDが欲しいか
- フォトスチーマーが値引きされているときに買うか
という選択肢が浮かびます。
フォトスチーマーは、楽天で楽天スーパーセールやお買い物マラソンをしているときに値引きされていることが多いです。
ヤーマン公式オンラインショップでは定価で、ヤーマン公式楽天市場店では値引きされていることもあります。
定価で購入するとなれば、機能で見てもフォトシャインの方が納得して購入しやすいです。
どちらか選ぶならフォトシャインをおすすめします。
ですが、フォトスチーマーが半額で割引されているときならフォトスチーマーが買いです。
【まとめ】フォトスチーマーとフォトシャインの違い
フォトスチーマーとフォトシャインの違いは黄色LEDが搭載されているかどうかだけ
- フォトスチーマーは赤/橙/青/緑の4色のLED
- フォトシャインは赤/橙/黄/青/緑の5色のLED
【LEDの効果】
- 赤→肌の弾力アップでしわたるみに効果的
- 橙→コラーゲン生成や促進
- 黄→ターンオーバーの正常化・メラニンの排出
- 青→アクネ菌の殺菌や皮脂分泌の低減
- 緑→メラニンを抑制し透明感アップ
おすすめなのは機能面も価格面でもフォトシャイン
スチームを浴びながら手軽にフォトケアができるフォトスチーマーとフォトシャイン。
フォトケアのためにエステに行かなくてもいいし、スチーマーを使うついでにケアできるのがいいですよね。
LEDだけを使うときは、
- 洗顔
- 化粧水や美容液をつける
- LEDを照射する
- クリーム等
といった順番で使うのがいいです。
(※参考美ルルヒカリプラスより)
LEDを使う際は目を閉じて、光を長時間直視しないよう気をつけましょう。
3分経過すると自動的に消えます。
スチーマーは肌のごわつきなどがあるとき、無理にこすったり過剰なスキンケアをしなくても、肌をやわらかくしてくれます。
それに加えてフォトスチーマーとフォトシャインにはフォトケア機能も付いています。
スチームを浴びるついでにケアできるので、特別わずらわしくもありません。
スチーマーは上手に使えば肌の調子を良くしてくれ、肌の土台を整え、化粧水や美容液の効果を高めてくれます。
あれこれ高価な美容液を買うより効果が期待できますね。