若くてきれいな子、かわいい子、素敵ですよね。
素敵だなと本当に思ってはいるんだけど…なんか嫉妬してしまう。
そんな自分が嫌で嫌で。
どうしたらそんな気持ちにならずに済むのでしょうか?
どうして若い子に嫉妬するのか
別に若い子に嫉妬したいわけじゃないのに…
こんな気持ちにはなりたくないのに…
若い子に嫉妬してしまう自分がすごく嫌ですよね。
なのになんで嫉妬してしまうのか。
まずは気持ちを整理してみます。
どんな若い子に嫉妬しますか?

どんな子?…職場のあの若い子…なんか嫌というか…いや違うな。嫌ともちょっと違う。苦手?腹が立つ?なんでそう思っちゃうんだろう?
よく考えてみると、ただ自分より若いから嫉妬しているというわけではないんですよね。
若いからと言うよりは、なりたい自分の姿をしているから嫉妬してしまいませんか?
- スタイルがいい・美人・かわいい容姿をしている
- 性格がうらやましい、ああいう風に行動したい、そんな風になりたかった
嫉妬の正体は憧れであったりします。
スタイルがいい・美人・かわいい容姿をしている
見た目に対しての嫉妬。
変に張り合ってしまう心が生まれることがあります。
「私だってあれくらい…!」
ある程度自分はきれいだ・美人だと思っていると芽生えてしまう対抗心。

自分のことをきれい・美人・かわいいと思うことはわるくないよ。自分くらいそう思ってもいい。ただ張り合う必要がないだけで。
容姿に対する嫉妬だけならそんなに根深くないです。
きれいでかわいくてスタイルもいい=若いからと受け入れやすいから。
性格がうらやましい、ああいう風に行動したい、そんな風になりたかった
反対に、
- 性格がうらやましい
- ああいう風に行動したい
- そんな風になりたかった
は、嫌な自分になりやすいです。
若い子に嫉妬するときって、その子の行動が気に入らない…みたいになっていませんか?
- 誰とでもコミュニケーションを取っている
- 明るい性格で男女問わず仲良くしている
- いつもにこにこしている
- ノリがいい
- 要領がいい

これってまさにわたしがなりたい自分です。話下手だし。どっちかと言えば暗いし。まあでもそうなろうとがんばったらめっちゃ疲れて無理だったんですけどね。
人付き合いが上手くて、周りと関係がいい人ってうらやましいと思うんです。
自分だってそういう子と話すの嫌いじゃないし。
ただ自分ではそうなれないので、うらやましいからの嫉妬に変わってしまうことも。
それにそういう子って異性とも付き合いうまいから、ちやほやされているように見えてしまうんですよね。
そして、コミュニケーション能力が高い×容姿がいいのコンボだと嫉妬心に拍車がかかるんです。
極端なことを言うと、
- 美人でもコミュ障
- かわいくないけどコミュニケーション能力がすごく高い
目に見えて欠点があるとあんまり嫉妬しなくないですか?
欠点なんてなりたい自分ではないからです。
若いからというのは理由付けにすぎない
- スタイルがいい・美人・かわいい容姿をしている
- 性格がうらやましい、ああいう風に行動したい、そんな風になりたかった
こういう気持ちは同年代の人にも起こります。
”若いから”というのは嫉妬の理由付けにすぎません。
なぜなら、年上の人になら素直に憧れの対象と自分でも認めやすいからです。
同じ気持ちを抱いても、若い子なら嫉妬、年上なら憧れになる差はなんなのか。
それは、
あなたにとっての過去と未来を、他人の年齢を通して見ているからかもしれません。
過去には戻れないけど、未来にはこれから行ける。
同年代の人なら今そうなれるかなれないかを考えて、なれそうなら憧れ、なれないなら嫉妬というように気持ちの方向が変わります。
あくまでもなりたい自分の姿かどうかが基準なので、そもそも興味がなかったら嫉妬も憧れも起きません。
芸能人みたいにそもそものスケールが違うと、若かろうがなんだろうが関係ないですしね。
若い子に嫉妬しない方法(考え方)
これは自分も通ってきた道なので、自分で気持ちを抑えた方法でもあります。
その方法とは、
それなりにババアだと思うこと
です。

え!ババア?!

”それなりに”だよ。だってわたし36歳だし、20歳くらいの子と比べたらどう考えたってババアでしょ。
この結論に至ったのにはわけがあります。
張り合ったって意味がない
わたしは168cmあって細身。
モデル体型みたいだね~なんて言われてきました。
自分でもモデル程ではなくても、背が高くて細い分、実はスタイルがそんなに悪い方ではないと思っていました。
だからか小柄でかわいい子・美人な子にはなんとも思わないけど、背が高くてスタイルがいい子には変に張り合おうとする心が芽生えてた。
あるとき、街中を歩いていて、前から背の高いスタイルのいい子が歩いてきました。
あれは暑い夏の日。
長い髪をきれいに巻いて、キャップをかぶり、ぴたっとした黒いTシャツにスキニー。
ヒールを履いていてスタイルの良さに磨きをかけていました。
そこでわたしが何を思ったと思いますか?

わたしだってあれくらい…!
今考えたらバカじゃん?って思うんですけど、あの瞬間はそう思ってしまったんですよね。
でもよく考えたらわたしには無理なんです。
なぜなら、
- 自分で髪を巻くのはやりたくない
- ぴたっとした服は今さら着れない(お尻が垂れている・そもそも好きじゃない)
- ヒールは足が痛くなるし歩きにくいから無理
そう、
きれいに見える格好も努力もそんなにしたくない
張り合おうとした心も、これでおさまりました。
張り合えるほどの努力ができない。
努力もできないのに気持ちだけ張り合っても無意味なんですよね。
その子になろうとしてもなれない
その若い子に嫉妬してしまうときって、その子が自分よりもいい目を見ていると感じたときでしょうか?
ちやほやされていると感じたり。
まさに、
- 誰とでもコミュニケーションを取っている
- 明るい性格で男女問わず仲良くしている
- いつもにこにこしている
- ノリがいい
- 要領がいい
そうなりたいけどなれない!
いや、結構エネルギー使う。

人間関係省エネしないと体力続かんよ…憧れはあれど、無理。しんどい。
若い子に嫉妬したっていい!ただ張り合えるだけの努力をできれば
わたしにも20代の若いときがありました。
そのときはたぶんわたしも誰かに嫉妬される立場…だったのかも?しれません。
今考えたら若いときって肌も髪もスタイルも、特に何もしなくても十分いいんですよね。
きれいにする努力もガンガンできますし。
体力ありました。
わたしは今36歳なんですが、若い子に張り合うためにはそうとう努力をしなければいけません。
見た目も、人間関係に対するノリも。

わたしは無理。もうおばさんを受け入れました。
自然体でいる。
そうしたことで、心に余裕も生まれたような気がします。
いつまでも若いわけじゃないですからね。
今の年齢だからこそ「他人の目をあまり気にしない」で、一人でも好きなことを楽しむ方がいいですよ。
年を重ねればチヤホヤされたりきれいでいることよりも、心に余裕があって楽しそうにニコニコしている人が素敵です。